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2011年12月20日 (火)

旧「北海織物株式会社」(現 本格手打ちそば「いろは」)

ここしばらく入船通り沿いの紹介を続けてますが、まだまだこの界隈が続きます(*^-^)

入船通りを海側に向かい、入船陸橋を過ぎてすぐに右折して、陸橋沿いのゆるやかな坂を南樽(なんたる)駅方向に上って行くと、角に丸みを帯びた外観が印象的な建物が見えてきます。

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現在は、本格手打ちそば「いろは」さんですが、ここは、旧「北海織物株式会社」の建物だったとのこと。

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小樽市指定歴史的建造物には指定されていませんが、なかなか趣のある建物ですよね。

実は、建物の前には「いろは」さんによる案内板があるんです。

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小樽市から歴史的建造物として指定されていないと、建物の詳細について調べるのが大変なので、このような案内板はとても助かります。

ということで、この案内板の内容を紹介させてもらいます。

『この建物は昭和初期に建築されたもので、当時、織物卸業の拠点としてこの地域に栄えた問屋のひとつ「北海織物株式会社」の社屋として近年まで使われてきた木造建築物です。
築後60年以上が経った今も構造は基より内外仕上げ材の状態も良く当時の施工技術の高さと共に大切に使われてきた様子が随所に伺えます。
(中略)
そば処「いろは」への改修工事にあたり当時の仕上げを最大限残し又は再生することで昭和初期の情緒を味わえる店造りを目指しました。』
とのことです。

南樽(なんたる)駅の海側は明治の初めから繊維関係の業者が集まり栄えた地区で、その後、戦後になっても繊維問屋街として賑わっていたとのことですからね。

まだ、築年数は浅いようですが、昭和初期の建築ということで、大切に活用されているようですね。

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建物の話ばかりになってますが、店の前のここまで来て、実はまだ入ったことがないんです(^-^;

店内の様子も気になりますし、今度はそばを食べに行かないと。
その時は、本格手打ちそば「いろは」さんの紹介を、ちゃんとしないといけませんね。

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コメント

まぁ!なんて意識の高いお店なんでしょう・・・。すばらしいですね。いつも思っていたのですが、国や市などから指定されていなくても、たたずまいから歴史を感じる建物がけっこうありますよね。でもわざわざ訪ねて行って聞くのもはばかれるし~こんな親切なお店には是非行ってみたくなりますね。

投稿: ままお | 2011年12月20日 (火) 23時10分

う~ん 折角そば?まで行ったのに そば食べなかったの?

投稿: kei | 2011年12月21日 (水) 14時16分

ままおさん、こんにちは。
そうなんですよね。指定を受けた建物はもちろんすぐに目に入りますし、内容や背景も知ることができるのですが、指定されてなくても、歴史を感じる素敵な建物って、結構ありますよね。
ただ、詳しくは分からず、おっしゃるとおり、直接聞くのも何ですしねぇ
ここのように、案内板を出してくれてるなんて、珍しいですが、とても親切で嬉しいですよね。
この建物、そば屋さんの店内がとても気になりますし(もちろん、そばの味も)、行ってみたいです。


keiさん、こんにちは。
う〜ん、折角そばまで行ったのに、そば食べませんでした
こういう行動力が今ひとつで、反省中です

投稿: 小梅太郎 | 2011年12月22日 (木) 10時01分

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