旧日本石油(株)倉庫
さてさて、またまた「旧日本郵船(株)小樽支店」周辺の倉庫についてです。
この周辺には、本当に古い倉庫が建ち並んでるんですよね。
「旧日本郵船(株)小樽支店」の建物の前には運河公園が広がってますが、その一角にシンプルで大きな倉庫が建っています。
「旧日本石油(株)倉庫」
※すいません、写真は春先4月のものです。
大正9年(1920年)建築の木骨石造1階建の倉庫です。
いつもの案内板の内容を紹介させてもらいます。
『小樽運河周辺には、明治から大正期にかけて、木骨石造の倉庫が軒を連ねていました。本倉庫は、その典型的な建物です。
小屋組は、クイーンポストトラス(対束小屋組)と呼ばれる洋風の構造です。2本の束が陸梁(ろくばり)の中央付近で左右対称に建てられています。』
小樽市のホームページによると、平成10年の運河公園オープンに先立って、新しい石を用いて建て直されているそうです。
この倉庫は、先日の運河公園で開催された「第4回おたる産しゃこ祭」の際には、会場及び休憩所としても利用されていました。
なので、中にも入ることはできる訳ですね。
※中の写真は「第4回おたる産しゃこ祭」の際のものです。
中はこんな感じで、もちろん天井が高いですね。
建物の構造についてはよく分かりませんが、昔はこういう倉庫がいっぱいあった訳ですね。
この辺りは、このような古い倉庫を利用した店舗等も結構見られます。
すぐ横には銅像がありました。
この方は、伊藤長右衛門という方との事ですが、勉強不足でよく分かりません。
第2期小樽築港工事に尽力された方とのことです。
運河公園内には、その師匠である「廣井 勇」の銅像もあるのですが、今回は倉庫の紹介という事でご勘弁を。
となると、やはり運河公園自体について、そのうちにきちんと紹介しないといけないですね。
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コメント
石油倉庫というイメージから、かなり外れているように見えます。果たして、何を貯蔵していたのかな。
投稿: 畑の管理人 | 2011年11月28日 (月) 14時48分
全く気づきませんでしたが、こんな倉庫もあったんですね。
運河公園も知りませんでした。
運河辺りは本当に整備されたんですね。
投稿: はは | 2011年11月28日 (月) 15時00分
畑の管理人さん、こんばんは。
なるほど、そう言われると、日本石油の倉庫ですからね。何を入れてたのでしょうかね。
勉強不足ですいませんが、さすが畑の管理人さん、目のつけどころが違いますね〜
ははさん、こんばんは。
運河公園が平成10年オープンとのことなので、私もこの辺りのことを全然知りませんでした(^-^;
今回の倉庫もそれに先立ち建て直したということで、以前はどういう状態だったのかもちょっと興味がありますね。
投稿: 小梅太郎 | 2011年11月28日 (月) 22時41分
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
投稿: 株の初心者の入門 | 2011年12月 1日 (木) 17時31分
株の初心者の入門さん、こんばんは。
訪問及び、コメントありがとうございます。
また、遊びにきてください。
投稿: 小梅太郎 | 2011年12月 1日 (木) 20時35分