紅葉橋の坂
先日、紅葉を見に小樽公園に行ったのですが、小樽公園はちょっと遅過ぎたようで、葉がほとんど落ちてました。
で、今回は小樽公園の話ではなく、小樽公園を公会堂側から市民会館側に出ると、左手の緑町に向かって下る坂道の話です。
この市民会館の前を通って、緑町側に下る坂道には、名前がついてるんです。
「紅葉橋(もみじばし)の坂」
(坂の上から撮影)
この坂を下りて行った所には、於古発川(おこばちがわ)が流れていて、その川に架かる橋の名前にちなんで、この坂は「紅葉橋(もみじばし)の坂」と呼ばれています。
(坂の下から撮影)
この時期にぴったりの名前ですね。
「紅葉橋」自体は小さな短い橋です。
小樽市のホームページにも説明があったのですが、この橋から下流方面の眺めが、何だか昭和の懐かしさがこみ上げてくるような、不思議な空気感を見せています。
現在の紅葉橋は昭和10年に造られたそうですが、何故、この名前がついたかまでは分かりませんでした。
実は紅葉の季節ではない6月の晴れた日に撮った写真もあるので、ちょっとそちらも一緒に紹介せさせていただきます(橋を渡った所から撮影してます)。
(今回撮影)
(2011年6月撮影)
季節によって、雰囲気も随分と変わりますね。
短い坂なのですが、改めてこのちょっとだけ曲がった坂道を見ると、何だか可愛くてとても綺麗な坂道ですね。
ちなみに、先程もちょっと出てきましたが、この坂の先、右手に見える歴史を感じさせる建物が公会堂がです。
(坂道から通りを曲がって正面から見た所)
坂を上り切った先には市民会館が見えてきます。
公会堂は明治44年、皇太子(後の大正天皇)の本道行啓に際しての宿泊所として建てられた、小樽市指定歴史的建造物に指定されている建物なのですが、実は元々は現在の市民会館の場所にあったそうです。
市民会館建設に伴い、昭和35年(1960年)に現在地に移築されたそうですよ。
その市民会館は昭和38年(1963年)11月3日、文化の日に完成したそうで、結構古いんですよね。
この公会堂も市民会館もまだちゃんと紹介してないので、そのうちに詳しく紹介したいと思っています。
(参考:小樽市ホームページ)
ランキングに参加しています。
にほんブログ村
クリックするとランキングに反映されます。
ポチッと応援よろしくお願いします m(_ _)m
スポンサーリンク
| 固定リンク
「 小樽の坂」カテゴリの記事
- JR朝里駅から朝里・新光地区の市街地へと上る坂道(2018.11.29)
- 朝里の線路沿いの住宅地をつなぐ「いなりの坂」(2018.11.29)
- 入船町から住ノ江町の高台へと上る急な階段は106段(2018.10.02)
- 長橋5丁目にある勾配20%の急坂。ここは長橋の地獄坂!?(2018.07.14)
- 三本木急坂と坂の途中の歴史的建造物(2013.03.12)
コメント
あー、紅葉橋のたもと、妙見川ぞいの三軒の三角屋根・・・。好きな風景ですぅ。本には佐野貸家というふうに出ています。昭和8年の建築だそうですが玄関わきの出窓など当時はモダンな貸家だったんでしょうね。こんな風景が残っている小樽・・・、やっぱり好きです。
投稿: ままお | 2011年11月 7日 (月) 15時59分
ままおさん、こんばんは。
さすが、ままおさん、ご存知ですね(*^-^)
ちゃんと本にも載ってるんですね!?
昭和8年建築とは、やはり古いですが、確かに当時はモダンだったんでしょうね。
何気にとてもいい感じの風景ですよね。
投稿: 小梅太郎 | 2011年11月 7日 (月) 20時11分