旧日本郵船(株)小樽支店《瓦葺附属舎》
さてさて、雪の話題とかで、ちょっと間が開いてしまったのですが、先日紹介しましたこの建物について、ちょっと補足をしたいと思います。
国指定重要文化財の
「旧日本郵船(株)小樽支店」についてです。
これまで、《建物等の基本情報》《1階》《2階》と一通り紹介しましたが、今回はその1階の建物の右奥の、渡り廊下でつながる部分です。
2階への階段があるところですが、1階はこの先に渡り廊下があるんです。
この渡り廊下は何だか、昔懐かしい感じがしますね。
そこに連なる建物は、瓦葺附属舎と呼んでいるようです。
奥に進むと、右側から宿直室、炊事室(水飲場)、球戯室(休憩室)、トイレなどが配置されています。
炊事室(水飲場)
球戯室(休憩室)では、この時は「小樽港と船舶写真」というミニ写真展がやってましたよ。
そして各室前の廊下はこんな感じです。
廊下も何だか素朴で、昔の学校みたいですね。
これまでの格式高い雰囲気の、石造の1階部分とは、随分と趣が違います。
その石造の建物との間に中庭というか、空間ができているのですが、この瓦葺附属舎側から、石造側の建物の内側を見ることが出来ます。
瓦葺附属舎との繋ぎ部分ですね。
渡り廊下です。
北面の門から貴賓用横玄関につづく通りを、逆から見たところですね。
この瓦葺附属舎は当時の従業員用の建物部分ということですかね。
ここは、ここで、なかなか興味深いですね。
ということで、飛び飛びになってしまいましたが、これで、今回の一連の「旧日本郵船(株)小樽支店」についての紹介は、おしまいです。
関連記事はこちら。
・旧日本郵船(株)小樽支店《建物等の基本情報》
・旧日本郵船(株)小樽支店《1階》
・旧日本郵船(株)小樽支店《2階》
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コメント
おはようございます。
こんな建物があったんですね。
多分昔は入れなかったんじゃないかな。
本当に懐かしい雰囲気が漂っています。
今度訪れたら、必ず行きます。
どうも有難うございました。
投稿: はは | 2011年11月25日 (金) 09時11分
ははさん、こんにちは。
そうか、以前はこちらの奥の建物には、
入れなかったのですね。
メインの建物に比べると、素朴な感じですが、
本当に懐かし〜い雰囲気が漂ってました。
投稿: 小梅太郎 | 2011年11月26日 (土) 12時21分
はじめまして、私も郵船(株)小樽支店には、2度行きました。実は東日本大震災で日本水準原点の沈下量を調べていたら、その標庫の門と同じような門が、小樽支店内の敷地内にあるのを思い出し捜していたら、あなたのブログに行きあたりました。
もし、機会がありましたら、捜してみていただけませんか?
追伸:私は2度と行けないと思いますので・・・
投稿: kaesaru | 2012年3月10日 (土) 17時33分
kaesaruさん、はじめまして。
訪問、及びコメントありがとうございます。
日本水準原点の標庫の門ですか。
すいません、勉強不足で知らないのですが、それと同じような門があるんですね。
今度行く機会があったら、探してみたいと思います。
投稿: 小梅太郎 | 2012年3月10日 (土) 22時09分