« 旧日本郵船(株)小樽支店《建物等の基本情報》 | トップページ | 初雪も降りましたし »

2011年11月15日 (火)

旧日本郵船(株)小樽支店《1階》

前回に続きまして、国指定重要文化財でもある、

「旧日本郵船(株)小樽支店」についてです。

Blogdsc01581r

今回は、建物の中を写真を中心に紹介したいと思います。

まずは表玄関から、

Blogdsc01580

中に入ってすぐは客溜りというスペースで、長いカウンターがあります。

Blogdsc01579

カウンターの内側の広いスペースが営業室です。

ここで、見学のためにスリッパに履き替えて中に入ります。

入ってすぐですが、既に柱とかブラケットライトが素敵ですね。

Blogdsc01577

Blogdsc01578

全面的な修復工事がなされているわけですが、かなり細部にわたって復元されているそうですよ。

中に入る前のここの角には、応接室があります。

Blogdsc01532

Blogdsc01533
(室内の写真はちょっと逆光ですね)

受付になっているのは、支店長室でした。

Blogdsc01574

で、改めて広い営業室を見ますと、

Blogdsc01534

木製の内装と照明の灯りのコントラストが綺麗なのと、何だか歴史を感じさせます。

把手ひとつ見ても、何だか格調高く見えてしまいますね。

Blogdsc01542

天井も力強く印象的です。格天井(ごうてんじょう)というそうです。

Blogdsc01535

館内には何カ所か、資料展示コーナーがあるのですが、1階の広い営業室の一角には、「海運資料コーナー」と称して、「小樽の歩みと日本郵船」をテーマに、明治・大正期の海運を中心とした小樽の発展経過と日本郵船に関する資料を展示しています。

欧州航路就航の貨客船、白山丸の模型が展示されていますよ。

Blogdsc01539

その奥にあるのは、金庫室でした。

Blogdsc01537

Blogdsc01538

さて、受付となっている支店長室の奥に進むと、北面の貴賓用横玄関があり、

Blogdsc01572

更にその奥には、2階へ続く階段と、1階部分は瓦葺附属舎につながる渡り廊下が続いてます。

Blogdsc01571

いや〜、1階部分だけで、かなり長くなってしまいました。

すいませんが、廊下の先の瓦葺附属舎2階部分は、次回以降ということでご勘弁を。

それにしても、本当に立派で、歴史を感じさせてくれる建物ですね。


前回の記事はこちら。
旧日本郵船(株)小樽支店《建物等の基本情報》


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 小樽情報へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

クリックするとランキングに反映されます。
ポチッと応援よろしくお願いします m(_ _)m

スポンサーリンク

|

« 旧日本郵船(株)小樽支店《建物等の基本情報》 | トップページ | 初雪も降りましたし »

歴史的建造物 事務所」カテゴリの記事

コメント

素晴らしい建物ですね。
どこがどんな風になっていたのか、余り憶えていませんが、最後の階段だけは憶えています。
階段を上がった廊下に、鳥やキツネやオオカミの剥製が飾られていて、おどろおどろしい雰囲気が漂っていました。
あのかび臭くて暗い雰囲気が大好きでした。
2階編、楽しみにしています。

投稿: はは | 2011年11月16日 (水) 21時32分

ははさん、こんばんは。
何だか、とても立派で素晴らしかったです。
博物館の時であれば、きっと今と全然違いますよね。
本当に、かなり忠実に再現されているそうなので、当時の雰囲気がそのままのようです。
おどろおどろしい雰囲気も見たかったですが(笑)

投稿: 小梅太郎 | 2011年11月17日 (木) 00時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 旧日本郵船(株)小樽支店《1階》:

« 旧日本郵船(株)小樽支店《建物等の基本情報》 | トップページ | 初雪も降りましたし »