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2011年10月

2011年10月31日 (月)

朝里ダム《後編》/ダムの上からの景色と展望広場

前回、紹介しました朝里ダムの続きです。

前回の記事はこちら。
→「朝里ダム《前編》/ループ橋〜ダムの上へ

今回は、散歩することの出来るダムの上からの眺め等、ダム周辺の景色中心に紹介します。


ダムの上は普通に散歩できるようになってるんですが、さすがに下をのぞき込むと、高いです(゚ー゚;
(結構、怖いです…)

Blogdsc01308

放水している場所の真上から見ると、なかなかの迫力ですね。

Blogdsc01320

ダムの中央あたりには、ベンチなんかも置いてあります。

Blogdsc01311

海側を見ると、今上ってきたループ橋が綺麗に見え、その先には日本海が見えるはずなんですが…

Blogdsc01312

拡大すると、朝里方面の街と、わずかに日本海が見えました。

Blogdsc01313

端まで歩いて行くと、その先には、朝里ダム散策路がありますが、

Blogdsc01315

大丈夫だろうか? という感じで、ちょっと行く勇気はなかったです(笑)

Blogdsc01316

ダム自体の山側面はこんな感じです。

Blogdsc01317

そこから山側に、ダムにせき止められてできた人造湖「オタルナイ湖」が広がってます。

Blogdsc01318


さて、この朝里ダムの周辺には、朝里ダム展望広場というのがあります。

ダムの上から見ると、

Blogdsc01322

ここも、車で行けます。ダムからすぐです。

ここからの眺めは、ダム全体を見渡せるので、なかなか雄大で綺麗ですよ。

オタルナイ湖側。
Blogdsc01328

ダムの下側。
Blogdsc01330


ダムのこの大きさは、非日常の感じがして、ちょっとワクワクしますね。

ここのダムの上は、冬期間中どうなっているのかは、ちょっと分からないのですが、紅葉としては、時期的にはもうちょっと早い方が、鮮やかだったかもしれないですね。


ということで、最後に、もう一度、ダムの放水の様子です。
何だか、気に入ってます。この写真(笑)

Blogdsc01321

そして、このダムの先には、朝里川が続いています。

Blogdsc01319

という感じで、今回の朝里ダムについては、これで終了です。


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2011年10月30日 (日)

朝里ダム《前編》/ループ橋〜ダムの上へ

前回の宏楽園から、更に山方面へと進んで行くと、ちょっとした温泉街、朝里川温泉があります。

朝里川温泉といえば、地元の方々にも昔から馴染みの深い温泉街で、朝里川温泉スキー場もありますね。

で、今回は温泉ではなくて、更に奥に進むと見えてくる、朝里ダムへ向かいました。
先に紹介すると、これですね。

Blogdsc01297

目的は、周囲の山々の紅葉です。

まず、朝里ダムへ向かうほぼ一本道の道路。
この道路は、朝里川温泉と定山渓温泉を結んでいる、道道1号小樽定山渓線で、目的地の朝里ダムを越えて行くと朝里峠があり、その先には札幌国際スキー場もあります。
(今回は朝里ダムまでですよ)

ダムが近づいてくると、ダムの高さまでつながっている、ループ橋が見えてきます。

Blogdsc01296

なかなか、このループ橋の途中の車内から見える景色が素晴らしいのですが、さすがに上手く撮れませんね…

Blogdsc01303

ダムはかなりの迫力で、ちょうど放水していたので、なおさらでした。

Blogdsc01301

ループ橋を上り終わると、ダムに到着です。

Blogdsc01304

車を駐車場に止めて、普通にダムの上を散歩できます。

Blogdsc01309

この朝里ダムの完成は、1993年(平成5年)の秋とのことで、最近なんですね。
確かに私は全然記憶にありませんでしたから。

ダムにせき止められてできた人造湖は、市民公募により「オタルナイ湖」と名付けられてます。

Blogdsc01305

ちなみにここの周囲には、湖畔園地があり、レクリエーション施設など色々あるようですが、今回は行きませんでした。
朝里ダムの歴史などを紹介している、ダム記念館というのもあるようです。
※期間は4月29日〜11月3日迄 10:00〜16:00

目的の紅葉はというと、この辺りを囲む山々が綺麗に色づいてましたよ。
(って、既にちょっと遅かったくらいですね)

Blogdsc01306

それにしても、良い眺め。

もうちょっと、ダムの上からの景色なんかを紹介したいので、続きは次回ということでご勘弁を。


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2011年10月28日 (金)

小樽朝里川温泉 宏楽園の紅葉

この時期、あちこちで綺麗な紅葉を見る事が出来るので、色々出かけて紹介したいところなのですが、なかなか機会がないです。

そんな中、以前、桜の見所として人気があるという事で紹介した、

「小樽朝里川温泉 宏楽園」

に行ってきました。
もちろん、目的は庭園の紅葉を見る事です。

Blogdsc01343

以前も紹介しましたが、「宏楽園」は小樽の朝里川温泉にある、広い庭園を持つ人気の和風温泉旅館です。
残念ながら、私は泊まった事がありません(^-^;

桜を見に行ったときの記事はこちらをどうぞ。
→「桜も終わりです/宏楽園の桜

門をくぐった道沿いの、桜の木はまだ紅葉していなかったのですが、奥へ進んで行くと、結構色づいてますね。

Blogdsc01341

Blogdsc01333

池なんかがある庭園の方は、更に綺麗な紅葉を見る事が出来ましたよ。

Blogdsc01335

Blogdsc01339

ちょっと天気が曇りがちだったのが残念でしたが、充分綺麗でした。

Blogdsc01334

Blogdsc01336

ひょっとして、小樽だと、山々の紅葉は周囲を見渡せばいっぱい見る事が出来ますが、このような庭園内での紅葉狩りというのは、あまりできないかもしれませんね。

Blogdsc01344

落ち着いた雰囲気の中、ゆっくりと紅葉を眺める事が出来ました。


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2011年10月27日 (木)

小樽の秋シャコ(蝦蛄)漁

小樽市沿岸の秋シャコ(蝦蛄)漁が今年(2011年)も10月15日に解禁になり、19日に本格的な水揚げが始まったそうです。

小樽は道内を代表するシャコの産地なんですよね。

小樽のシャコ漁は、春と秋に行われ、春のシャコはメスの抱卵が特色とのことで、対して、秋シャコはぷりぷりした身が美味しいとのこと。
実際美味しいんですよね。

って、解禁後、今年はまだ食べてないんですよ。
なので、写真は昨年秋のものですいません。

Blogdsc02513

なかなかグロテスクな姿で、「ガサエビ」とも呼ばれます。
浜ですぐに塩ゆでされ、それが市場に並ぶのですが、この殻を剥くのが結構難しいんですよね。

剥き方について、以前、記事にしているので、良ければこちらをご覧下さい。
→「絶品です蝦蛄(しゃこ)

Blogdsc02522
(何とか剥いたところ)

11月には、今年も「おたる産しゃこ祭」が開催され、小樽産シャコの知名度アップとブランド化を目指しています。
シャコ漁は12月上旬まで続くそうです。

Blogdsc02533
(ちょっと、盛り方が雑でしたね)

ということで、今回は小樽産秋シャコについての話という事で、食べたらまた報告しますね。

早く、地物の秋シャコが食べたいです。


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2011年10月26日 (水)

恒例! 市場祭開催中〜10月31日まで

すっかり恒例となった、小樽市場連合会による「市場祭」が開催中です。

Blogdsc01128
(南樽市場にて)

って、期間は(2011年)10月13日(木)〜10月31日(月) までなので、もう終盤なんです。

今回も前回同様「3店舗スタンプラリー」が行われています。

Blogdsc01127

いつもの参加市場は以下の9市場。
入船市場/妙見市場/新南樽市場/南樽市場/
中央卸市場/中央市場/手宮市場/
三角市場/鱗友朝市

前回も書きましたが、一応今回も内容を書いておきますと、

同一市場内でも、異なる市場でも、とにかく3店舗のスタンプを集めて応募すると、抽選で1,000円分の商品券がもらえるというもの。
(1店舗300円以上の買い物でスタンプが1つもらえますが、300円ごとに1スタンプということではないです)
一人で何口でも同時に応募できるそうです。

ただ、ここで注意。
抽選で当たった商品券はその応募した市場でしか使えない、ということです。
(各市場に応募箱が設置されています)

各市場ごと100名で合計900名の当選人数が決まっているので、人気のある市場は倍率が高くなるということですね。

今回はよく利用する南樽市場ですでに買い物をして、応募してきましたよ。

Blogdsc01126

この市場祭、ちょっと調べてみたら、2010年(平成22年)の2月に10年ぶりに復活させた企画だそうです。
最近だったんですね。

ということは、私は復活した最初から参加していたことになるんですが、何と最初の2回ほどは当選したんですよ。
ただ、ここ最近はまったく当選しません。
それだけ、この市場祭が浸透していて、応募数が多くなったということでしょうかね。

市場が活気づく事は、とても良い事なのですが、当たってほしいな〜(笑)

最終日までにもう一回は市場に行くので、その時にまた応募してきます!

※共同企画で「おやこすたんぷらりー」というのが行われている他、例えば南樽市場では独自の企画も行われていましたよ。


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2011年10月25日 (火)

小樽市総合博物館 運河館《第2展示室》

続けてます小樽市総合博物館運河館ですが、今回は第2展示室についてです。

前回は第1展示室を紹介しましたが、そこから一旦、中庭に出て、

Blogdsc00830

改めて、第2展示室へ入っていきます。

第2展示室は小樽の自然や遺跡について展示しています。

自然については、小樽に生息する動植物を、標本や写真、そしてジオラマなんかで展示してます。
昆虫標本も展示してますね。

Blogdsc00832

大変申し訳ないのですが、第2展示室はまともな写真を撮ってませんでした(汗)
ただ、本当に多くの動植物の標本が展示されてますよ。

Blogdsc00831
(何故かキノコの写真を撮ってました…)

確かに、小樽は山有り海有りで、自然がいっぱいですからね。


先へ進むと、小樽の遺跡について展示してます。

小樽には、忍路土場遺跡(縄文時代後期・約3,500年前)という遺跡があるんですよね。
まだ、このブログでは紹介していませんが、ここではその遺跡の発掘資料を展示しています。

Blogdsc00837

忍路環状列石(ストーンサークル)の遺跡の模型も展示されてます。

Blogdsc00835

遺跡関係は、奥が深いですし、実際に見てこないとダメですね。

資料をもとに再現された、縄文時代後期の生活ジオラマや、火をおこす労力が体験できる、火おこしのシミュレータ等もありましたよ。

実はこの展示の一角に、手宮洞窟の説明もあり、壁画彫刻のレプリカもありました。
その彫刻(陰刻画)の実測図というのもありまして、

Blogdsc00834

この写真は、先日の手宮洞窟の記事にも載せておかないとダメですね。
その手宮洞窟の記事はこちら
→「国指定史跡 手宮洞窟

本当に第2展示室は写真の撮り忘れが多くて、残念です。

以上、ざっとこんな感じで、実は、恥ずかしながら、ここも初めて入ったのですが、なかなか楽しかったですよ。

以上で、小樽市総合博物館 運河館については終了です。
自分の街の事を知るのは面白いですよね。


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2011年10月24日 (月)

小樽市総合博物館 運河館《第1展示室》

小樽市総合博物館運河館についての続きですね。
前回は、建物等の基本的な話でしたが、今回は実際の展示についてです。

展示は、第1展示室と第2展示室に分かれているのですが、入館して、まず最初の第1展示室は小樽の歴史、街のあゆみについてす。

Blogdsc00797

やはり北前船やニシン漁の様子を中心に紹介していますが、街の歴史、発展の様子を地図や写真などの資料によって、視覚的に知る事が出来るのは面白いですね。
古い写真とかは、本当に興味深いです。

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(最初はアイヌ文化についてから)

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(北前船の模型)

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(ニシン漁の漁具)

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(これは昔の手宮駅周辺の様子です)

昔の街の詳しい地図とかがあって、個人的には現在と比較したりして興味深かったですね。

前回、先に写真を載せてしまいましたが、ここの建物、旧小樽倉庫についての説明、展示もありました。
旧小樽倉庫で特徴的なシャチホコも展示されてます。

Blogdsc00816

奥には、明治末から大正期の商店3店舗を復元展示していて、何ともレトロ感いっぱいです。

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(海陸物産商店)

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(文具雑貨店)

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(西洋小間物店)

そして、もう1つ気になったのが、一番奥にあった、水道共用栓。
昔は市内のあちこちにあった、共同の水道ですね。「ライオンの水道」として親しまれたそうです。

Blogdsc00827

以前、このブログでも取り上げて、共用栓が復元されて設置されている場所を3カ所紹介したのですが、ここ小樽市総合博物館運河館のだけは、紹介できなかったんですよね。
その記事はこちらをどうぞ。
ライオンの水道「和田式耐寒共用栓」

さて、これで第1展示室は終了で、一旦、中庭に出てから、第2展示室へと入るのですが、それは次回という事で。


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2011年10月23日 (日)

小樽市総合博物館 運河館《建物等の基本情報》

前回の「国指定史跡 手宮洞窟」もそうでしたが、先日の手宮にある小樽市総合博物館の紹介の時に、一緒に紹介したかったのがここです。

「小樽市総合博物館 運河館」

Blogdsc00793

ここを紹介するのもちょっと長くなりそうなので、何回かに分けて紹介しようと思います。

現在、手宮にある「本館」ができる前は、この「運河館」が小樽市博物館だったのですが、そこら辺については、こちらの記事を参考にしてください。
→「小樽市総合博物館/第1回《そもそも小樽の博物館について》

Blogdsc00794

場所は名前の通り運河沿いにあるのですが、その建物は、観光客で賑わう「運河プラザ」につながっているんです。
で、その建物が、小樽市指定歴史的建造物でもある、「旧小樽倉庫」なんですね。

この旧小樽倉庫は中庭を持っていて、日の字型に倉庫が配置された、かなり大きな、というか広い建物です。

Blogdsc00828

ちょうどですね、この小樽市総合博物館運河館の中に、この旧小樽倉庫の紹介展示があって、そこの模型が分かりやすいので、その写真をここで載せてしまいますね。

Blogdsc00808

写真の右側半分がこの小樽市総合博物館運河館で、左側半分が運河プラザですね。
ちなみに、真ん中の茶色い部分は現在、喫茶「小樽倶楽部」となってますが、まだ入ったことはありません。
↓これですね。
Blogdsc00840

この歴史的建造物である旧小樽倉庫については、また別の機会に詳しく紹介したいと思いますが、パンフレット等の内容をざっと紹介します。

小樽倉庫は、明治26年(1893年)、加賀の商人西出孫左衛門、西谷庄八によって建てられた倉庫で、木造の外壁に軟石を張り巡らせた「木骨石造」と呼ばれる構造ですね。
この木骨石造は、小樽の倉庫で多く見られるつくりです。
屋根は瓦ぶきで、大きなシャチホコが上げられているのが特徴となってます。

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それでは館内に入ります。
小樽市総合博物館運河館の入口は臨港線沿いにあります。

Blogdsc00842

運河プラザはもちろん入るのは無料ですが、同じ建物内の小樽市総合博物館運河館は入館料が300円かかります。

運河プラザ側からも、一応つながってはいます。

Blogdsc00838
(運河プラザの中庭から運河館側の中庭をみた所)

以前も出てきましたが、本館等との共通入館券というのもあります。それについてはこちらの記事を参考にどうぞ。
→「小樽市総合博物館/第2回《入場料等の基本情報》

実際の館内の展示についてですが、手宮の本館は鉄道関連が中心でしたが、こちらは小樽の街としての歴史と自然についてを展示してます。

第1展示室と第2展示室に分かれているのですが、それぞれの紹介については、次回以降ということで。


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2011年10月21日 (金)

国指定史跡 手宮洞窟

先日、手宮にある小樽市総合博物館について、何回かにわたって紹介しましたが、本当はその時に一緒に紹介したかったのが、

「国指定史跡 手宮洞窟」

Blogdsc00759

場所はその小樽市総合博物館のすぐ近くで、道道454号小樽海岸公園線を横断歩道で渡るとすぐあります。

この手宮洞窟を保存しているのが、
「小樽市手宮洞窟保存館」です。

Blogdsc00760

この保存館は、1986年(昭和61年)から保存修復事業を開始し、約10カ年の歳月を要して1995年(平成7年)に完成したもので、比較的新しいのですが、洞窟そのものの発見は相当昔になります。

洞窟の中には1,600年前頃の貴重な彫刻が刻まれているのですが、史跡の洞窟となると、かなり専門的になってきて、正直難しくて良く分かりません(^-^;

なので、以下は洞窟内の案内板や小樽市ホームページを参考にしています。『』内は小樽市ホームページからの引用です。

手宮洞窟とその彫刻は、『1866年(慶応2年)相模(さがみ)国(現在の神奈川県)小田原から、朝里地区のニシン番屋の建設に来ていた、石工の長兵衛によって発見』され、その後、1921年(大正10年)に、国指定史跡になったとのことで、発見も、史跡の指定も、かなり昔なんですね。

洞窟の大きさは幅3.2m、奥行き3mほどで、結構小さいです。
館内に入ると、シ〜ンと静かで薄暗いので、ちょっと不気味な感じもします。

中には説明パネルが幾つかあって、スイッチを押すと説明が始まります。

Blogdsc00762
(入ってすぐ、洞窟をバックに全体的な説明をしてくれます)

Blogdsc00763

彫刻が刻まれたのは、『今からおよそ1,600年前頃の続縄文(ぞくじょうもん)時代中頃〜後半の時代で、本州の弥生(やよい)時代の終わり頃から古墳時代の初めの時期』とのこと。

その彫刻が表現しているものは、
『手宮洞窟では「角のある人」の他、手に杖のようなものを持った人や四角い仮面のようなものをつけた人が描かれています。このほか、角のある四足動物も描かれています。
 このような角をもつ人はシベリアなどの北東アジア全域でかつて広く見られた、シャーマン(激しい踊りや祈りをして占いや収穫のお告げをする人)を表現したものではないか、という説が有力です。
 手宮洞窟保存館はこのように4〜5世紀頃、北海道に暮らしていた続縄文文化の人々が、日本海をはさんだ北東アジアの人々と交流をしていたことを示す大変貴重な遺跡です。古代人の心を知る上で第一級の遺跡といえるでしょう。』

とのことです。
現在、カプセルで保存された、その彫刻(陰刻画)を館内で実際に目にすることができるのですが、正直見ても良く分かりません(笑)
ただ、静かで暗い異空間で、古代に想いを馳せるのも良いかもしれませんね。

Blogdsc00766
(後ろのパネルの明かりが写り込んで更に見にくい)

暗い中、出土品も展示されてます。

Blogdsc00767

ちなみに、同じ時代に刻まれた彫刻が、余市町のフゴッペ洞窟にもあるんですよね。
このような彫刻は、現在のところ、手宮洞窟とフゴッペ洞窟にしか発見されてないらしいです。
今度は、フゴッペ洞窟に行ってみないとダメですね。

手宮洞窟保存館の入館料は100円なのですが、小樽市総合博物館にて、共通入館券というのを購入するとここは無料で入館できます。
それについて書いた記事があるので、よかったら参考に。
→「小樽市総合博物館/第2回《入場料等の基本情報》

それと、今回、慌てて紹介したのは、この保存館は冬期は休館しているんです。

ちなみパンフレットによると、冬期休館は11月4日〜4月28日とのことです(2011年現在のパンフレット内容です)。
もし、興味のある方は、間もなく冬期休館になってしまうので、お早めに。

案内ついでに、火曜日が休館日(祝日は開館し、翌日以降の平日に振替休館)、午前9時30分〜午後5時までの開館です。

※引用文が長くて、読みにくくなってしまいすいませんでした。


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2011年10月20日 (木)

菓匠 おたる 六美

小樽って結構お菓子屋さんが多いですよね。
今回紹介するお店も古くからあり、地元の方々によく利用されているお菓子屋さんではないでしょうか。

「おたる 六美(ろくみ)」

Blogdsc01103

昭和6年創業とのことで、ここも老舗ですね。

Blogdsc01102

場所は、小樽商大に続く坂、地獄坂(商大通り)を降りていった坂の途中にあります。
(住所としては緑1丁目になりますね)

今回は定番ではないようですが、「かりんとうまんじゅう」と「渋皮栗パイ」を。

Blogdsc01018

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かりんとうまんじゅうは小樽でもすっかり人気なんですね。
ホントに外側の皮がかりんとう味なんですよね。

渋皮栗パイの方は季節感たっぷり、ゴロっと栗が入ってます。

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ちょっと、調べてみたら、小樽商工会議所会員企業紹介サイトに次のような説明がありました。

『元々は『緑乃』(みどりの)という名のお餅屋さんであった同店が、6種類のすあまを六味餅(ろくみもち)として小樽駅の売店で販売、これが大変好評でいつしか六味餅の名で呼ばれるようなり、現在はお菓子が主流となったため『六美』と改名しています。』
(小樽商工会議所会員企業紹介サイトより引用)

改名したのは1963年(昭和38年)とのことです。

Blogdsc01101

なるほど、実はここも元はお餅屋さんだったのですね。
小樽には、今もお餅屋さんがいっぱいありますからね。

六美では、生どら、和三盆・米粉ロール、生キャラメル大福やワインゼリー(商品名はワインジュエリー)等がとても人気があるそうです。

今度はそこらへんも食べてみたいですね。

というか、本当はそれらの人気商品も食べてみてから、六美の紹介をと思ったのですが、おじさんの私の場合、いつになるか分からないので(笑)、ひとまずお店紹介ということでした。


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2011年10月19日 (水)

天狗山の小樽スキー資料館と天狗の館

天狗山ロープウェイの乗降場所になっている建物は山頂レストハウスにもなっているのですが、その建物には、併設されている資料館があります。

「小樽スキー資料館」
「天狗の館」

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この2つはつながっていて、まず「小樽スキー資料館」があり、その奥に進むと「天狗の館」があります。


まずは、「小樽スキー資料館」について。

小樽天狗山スキー場は歴史も古いですし、1952年には北海道で初めてリフトが設置されたそうで、スキー国体も過去4回開催されています。
実際にここから多くの選手達が育っていってるんですよね。

まず入るとすぐに、スキージャンプの船木和喜選手の板が飾ってます。

Blogdsc01083

船木選手は余市町出身で小樽北照高校卒ですね。

基本的には天狗山スキー場ゆかりのスキー選手の道具や、国体やオリンピック関係資料等を展示しています。
それにスキーの歴史も見ることができます。

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中には、アルペンの岡部哲也さん(小樽出身、小樽北照高校卒)や皆川賢太郎選手(新潟県出身、小樽北照高校卒)らのサインなんかもありました。

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個人的には、昔のスキー道具が興味深いですね。

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以前、「スキーの思い出話」についての記事を書いたことがあるのですが、道具はかなり進化してますからね。

もし良ければ、その時の思い出話の記事もどうぞ。
スキーの思い出話〈前編〉〈中編〉〈後編〉


そして、そのまま奥につながっているのが、

「天狗の館」

Blogdsc01095

「天狗山」にちなんで、日本全国から集められた天狗のお面が、大小含め約700点飾られているそうです。

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よく見ていくと、日本全国、様々な天狗さんがいるのが面白いですね。

Blogdsc01100

Blogdsc01098


この2つの資料館は入館無料なので、興味がある方は、ちょっと覗いてみたらいかがでしょうか。

さてさて、随分と天狗山シリーズを続けましたが、天狗山については、今回はこれで一旦終了です。

もうすぐすると雪が積もり、スキーシーズンに突入ですね。
今度は天狗山スキー場について、詳しく紹介できると良いですね。


《今回の天狗山関連記事》
天狗山も秋模様〜車で山頂へ
天狗山も秋模様〜奥にある眺望地点
天狗山のシマリス公園
天狗山の神社


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2011年10月18日 (火)

天狗山の神社

天狗山の頂上には神社があります。
ただ、鳥居が二つあるんですよね。


ロープウェイ乗り場から見て、手前の方が、

「天狗山神社」

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由緒書きもあるのですが、創建は昭和57年と比較的新しいですね。

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そして、その隣にある鳥居。

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横の石碑によりますと、

「天狗山赤沼龍神」

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どのような経緯のものなのかは、良く分からないです。
2つ祀られているということですかね。

奥には、それぞれの祠(?)が、ちゃんと並んでいるようです。

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山の上の神社ということも相まって、いつもと違った空気が流れてますね。


そう言えば、ここには「鼻なで天狗さん」がいます。

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その天狗さんの鼻をなでると願いを叶えてくれるそうですよ(*^-^)
願いごとの内容で撫で方も変わるそうです。


この時期は、ロープウェイを降りると、紅葉が広がっていて綺麗ですね。

Blogdsc01067


《今回の天狗山関連記事》
天狗山も秋模様〜車で山頂へ
天狗山も秋模様〜奥にある眺望地点
天狗山のシマリス公園


昨年の10月の天狗山登山時の様子はこちらをどうぞ。
天狗山登山〜前編
天狗山登山〜中編
天狗山登山〜後編
天狗山登山〜番外編


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2011年10月17日 (月)

天狗山のシマリス公園

天狗山の頂上には「シマリス公園」があります。

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場所はロープウェイを降りて、建物を出るとすぐあります。

公園といっても、大きめの囲いがあるだけなんですが、何気に人気で、皆さんシマリス公園に入って行きます。

というのも、シマリスが目の前まで近寄ってくるんですよね。

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時々、足元までやってき、足から登ってくることもあるくらいです。
(今回はそこまでは来てくれませんでした)

そのくらい人に慣れてるんでしょうね。

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とにかくかわいいです。

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しっぽはこんな模様になってるんですね。

Blogdsc01062


ちなみに、この辺りというか、私の家の周囲にも、「エゾリス」なら普通にいるんですよ。

Blogdsc06465
(2011年5月長橋なえぼ公園にて撮影)

う〜ん、かわいいことはかわいいですが、茶色一色はネズミっぽいので、やはりシマリスの方が人気なのかな?

「シマリス公園」は冬の間は雪の下ですから、閉園ですね。
シマリスは巣穴にもぐって、冬眠してるんですかね。


《今回の天狗山関連記事》
天狗山も秋模様〜車で山頂へ
天狗山も秋模様〜奥にある眺望地点


昨年の10月の天狗山登山時の様子はこちらをどうぞ。
天狗山登山〜前編
天狗山登山〜中編
天狗山登山〜後編
天狗山登山〜番外編


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2011年10月16日 (日)

天狗山も秋模様〜奥にある眺望地点

さて、前回に続いて、秋の天狗山の様子についてです。

山頂のロープウェイ乗り場の横に、撮影スポットがあるのですが、今回はそれを過ぎた、先の様子です。

Blogdsc01074

奥に行くと、天狗茶屋と書かれた、もう1つの展望場所があります。

Blogdsc01079

ここに案内板があり、小樽市重要眺望地点として指定されているんですよね。

Blogdsc01078

ここからの景色の良い写真がなかったので、比較的綺麗な今年の5月の写真を。

Blogdsc07014r
(2011年5月撮影)

よく見る天狗山の写真は、ロープウェイ乗り場の横からのものが多いので、それより若干、海と街を正面に見る感じでしょうか。
私は、こちらからの景色も好きなんですよね。


この眺望地点から更に奥に行くと、毛無山方面を眺められる場所もあります。

そこからは山々に囲まれた「奥沢水源地」が見られるのですが、以前お伝えした通り、奥沢ダムの廃止が8月30日(2011年)に小樽市水道局より正式に発表され、現在は水は抜かれてるんですよね。

昨年10月の天狗山からの写真と比べてみますと、
↓昨年は、
Blogdsc02045
(昨年10月撮影)

↓現在は(写真が霞んですいません)、
Blogdsc01075

拡大すると、水がほとんど抜かれてるのが分かります。

Blogdsc01076

※奥沢ダム廃止のブログ内記事はこちら。
→「奥沢ダムが廃止

何だか、ちょっと寂しいですね。


さて、眺めもなかなか良く、頂上付近の紅葉も結構色づいていて、いい感じでしたが、紅葉以外の天狗山の頂上の様子をもうちょっと続けようかと思ってます。

Blogdsc01077

ということで、次回も天狗山についてです。


前回記事はこちら。
→「天狗山も秋模様〜車で山頂へ


昨年の10月の天狗山登山時の様子はこちらをどうぞ。
天狗山登山〜前編
天狗山登山〜中編
天狗山登山〜後編
天狗山登山〜番外編


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2011年10月15日 (土)

天狗山も秋模様〜車で山頂へ

10月半ばになって、周囲はすっかり秋。
紅葉も始まってきました。

ということで、近場ではありますが、秋の天狗山に行ってきました。

実は昨年は、天狗山登山をしたので、今年もと思っていたのですが、何と申しましょうか………

車で行ってきました(笑)

天狗山は高さ532mの山で、それほど高い山ではありません。
ただ、港の正面に位置する天狗山は、結構、小樽の象徴的な山で、私は好きなんですよね。

とうことで、車では山をぐるりと回る形で頂上に向かいます。

市道天狗山観光線と名前がついていて、もちろん冬は通行止めになります。

Blogdsc01045

途中の景色がなかなか良いんですよね。

Blogdsc01046

結構、木々が綺麗に色づいてますね。

Blogdsc01049

天気もなかなかよくて、車からでも良い眺めでしょ(*^-^)

山頂につくと、いつもの景色も何だか秋めいてますね。

Blogdsc01055

う〜ん、見慣れた景色ですが、何度来てもこの景色はいいですね。

Blogdsc01056

ということで、山頂の様子等、もうちょっと秋の天狗山について、次回以降も続けたいと思います。
お楽しみに。

Blogdsc01057


《おまけ》
山を降りてきてから、下から撮ったのですが、どんより空でした。残念。

Blogdsc01130
(天狗山のやや左側からの写真ですね)


昨年の10月に天狗山に登りました。
その様子は、こちらをご覧下さい。
天狗山登山〜前編
天狗山登山〜中編
天狗山登山〜後編
天狗山登山〜番外編


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2011年10月14日 (金)

小樽市総合博物館/第6回《SL大勝号 他》

重要文化財の旧手宮鉄道施設についての記事が長くなり過ぎて、紹介しきれなかった分の補足です。

といっても、重要文化財については前回の紹介で一通り済んでいます。

今回紹介するのは、気がついた方もいるかもしれませんが、前回の機関車庫3号内に見える機関車についてです。

Blogdsc00718

左に見える蒸気機関車が、現存する国産最古のSLです。

「大勝号」

Blogdsc00750

1895年(明治28年)に北海道炭礦(たんこう)鉄道の手宮工場で製造された、日本製としては国内2番目に誕生した蒸気機関車とのことで、現在見ることのできる国内最古の国産蒸気機関車だそうですよ。

Blogdsc00748

手宮工場で製造されたということで、改めてこの辺りの歴史を感じますね。

Blogdsc00749

ちなみに、形式は7150形蒸気機関車。
アメリカ製の「義経号」や「しづか号」(7100形と言うそうです)を手本にして、日本人の技術で製造されたとのことです。


そして、もう一両、機関車庫3号内に見えるのが、「キハ03 1」。

Blogdsc00745

といっても、鉄道は詳しくない私には、残念ながらよく分からないのですが、準鉄道記念物に指定されていて、貴重なことだけは間違いないですね(汗)

その他にも、写真を撮り忘れましたが、珍しい除雪用の車両なんかも見ることが出来ます。

Blogdsc00756
(左横に写っているのですね)


さて、上に準鉄道記念物という言葉が出てきましたが、これ以降はちょっと自分のためのメモとして記録しておきます。

まず、鉄道記念物という、日本の鉄道に関して、歴史的・文化的に重要な事物を指定して後世へ残していくための制度があるんですね。
加えて、その次にややローカル色が強いのが特徴なものの、歴史的文化価値の高い、準鉄道記念物という指定制度もあるとのことです。

ということで、小樽市総合博物館でそれらに指定されている車両等をまとめておきます。

【鉄道記念物】
・旧手宮機関庫(重要文化財にも指定)
・しづか号機関車
・い1号客車
・大勝号機関車

【準鉄道記念物】
・キ601号回転雪かき車
・キ800号かき寄せ雪かき車
・北海道鉄道開通起点標
・キハ03 1号気動車
・キハ82 1号気動車
・ED75 501号電気機関車

その他にも、小樽駅本屋が準鉄道記念物に指定されているそうです。知らなかった…

以上の内容は、行った後に調べて知ったので、それぞれの写真をきちんと撮ってくればよかったと、反省しています。
また、機会があったらですね。

こうやって見ても、小樽の歴史にいかに鉄道が深く関わっていたのかが伺えますね。

実は、もうちょっと博物館関係の話があるのですが、季節柄の話題がちょっとあるので、博物館関係はこれで一旦終了にします。

小樽も秋で、紅葉も綺麗になってきましたからね(*^-^)


【関連記事】
小樽市総合博物館/第1回《そもそも小樽の博物館について》
小樽市総合博物館/第2回《入場料等の基本情報》
小樽市総合博物館/第3回《館内の施設について》
小樽市総合博物館/第4回《屋外の施設について》
小樽市総合博物館/第5回《重要文化財の旧手宮鉄道施設》
・小樽市総合博物館/第6回《SL大勝号 他》


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2011年10月13日 (木)

小樽市総合博物館/第5回《重要文化財の旧手宮鉄道施設》

「小樽市総合博物館」の紹介が第5回まできてしまいました。

前回は、屋外の施設、主に展示物について紹介しました。
で、今回はいよいよ敷地内にある、歴史的にも重要な旧手宮鉄道施設についてです。

Blogdsc00752

すいませんが、今回はちょっと長くなります。

ここの小樽市総合博物館の敷地内にある旧手宮鉄道施設(実は敷地外にもあります)は、2001年(平成13年)に国の重要文化財に指定されたそうです。

Blogdsc00744

その鉄道施設の内容は、レンガ造りの機関車庫(1号、3号)、転車台、貯水槽、危険品庫、擁壁などから構成されています。

Blogdsc00707

何度か紹介してますが、旧手宮駅は、1880年(明治13年)11月に開通した、北海道で最初の鉄道「幌内鉄道」の起点で、石炭の積み出しや、道内への物資の輸送などで発展しました。

『旧手宮鉄道施設は、日本近代史上における北海道の役割や、北海道の産業形態などを考える上で、貴重なものであるとともに、石炭とともにあった北海道の鉄道を象徴しています。また、蒸気機関車が主流であった時代の鉄道システムが残る場所として、わが国における鉄道技術の発展を示す貴重な近代化遺産です。』
(小樽市ホームページより引用)

機関車庫には、1号と3号があるのですが、3号の方は現存する国内最古の機関車庫だそうです。
では、改めまして、れぞれの施設についての詳細を、今回も小樽市ホームページを参考に紹介させてもらいます。
以下『』内は小樽市ホームページから引用させてもらってます。


機関車庫3号

Blogdsc00755

Blogdsc00747

『明治18年(1885)しゅん工の現存するわが国最古の機関車庫。創建時は「煉化石造機関車室」。設計者は、当時の農商務省北海道事業管理局炭礦鉄道事務所鉄道科長・平井晴二郎。室内は、間仕切り壁で東側に1室、西側を車両2台分の空間に区分している。西側の室内は、中央に石造り八角形の柱を建て、小屋梁を設けている。東側の1室は機関車を吊り上げて修繕することができる構造とするために、壁厚を増し、小屋組を補強している。レンガは「フランス」積み。
平成22年4月下旬から公開を再開します。』


機関車庫1号

Blogdsc00754

『明治41年(1908)しゅん工。しゅん工時には間口数が「5」口であったが、昭和初期「2」口に数が減る。平成8年の小樽交通記念館(平成18年3月閉館)の開館にあわせ、再びしゅん工時の「5」口に復元。レンガは「イギリス」積み。屋根は背面に下る鉄板葺き流屋根。』


転車台

Blogdsc00707up

『機関車の方向を変えるための装置。現存してる転車台は大正8年(1919)横河橋梁製作所(東京)で製造された。長さ18.8メートル、幅3.8メートル。昭和49年(1974)3月までは手宮駅構内の貨車入れ替え作業に蒸気機関車が使用されていたため 、その頃まで現役でその役割を果たしていた。』


貯水槽

Blogdsc00753

『主に蒸気機関車に給水する水を貯えた施設。明治末期から大正初期頃にしゅん工したものと考えられる。かつては、転車台の西方70〜95メートルの位置にある給水器へ地中に管を敷設して送水していた。昭和49年3月までは手宮駅構内で蒸気機関車が使用されていたことから、この貯水槽も現役で使用されていた。長さ4.4メートル、ほぼ正方形のレンガ積み構造物の上部に貯水槽を載せている。内部の梁には、19世紀末製造と思われるイギリス製レールが使用されている。』


危険品庫
※写真を撮り忘れました。

『明治31年頃に建造された石造の倉庫。塗料や油脂類など、引火性の強い物品の保管に使われていたものと思われる。幌内鉄道は、明治22年から明治39年まで北海道炭礦鉄道株式会社の経営であったが、その当時の遺構としても貴重である。』


擁壁(ようへき)

この「擁壁」だけは、総合博物館の敷地外にあります。

Blogdsc00774

すぐ横を走る、道道454号小樽海岸公園線沿いの山側に、木々の間から見ることが出来ます。

Blogdsc00779

『明治45年(1912)より使用が開始された、石炭積み出しのための高架桟橋に至る線路の路盤を支えたレンガ積みの擁壁(イギリス積み)。高架桟橋線は、昭和19年(1944)に廃止されたが、およそ85メートル擁壁が現存している。石炭資源とともにあった北海道の鉄道を象徴する遺構である。』

案内板もあり、そこには昔のかなり興味深い風景写真も載ってます。

Blogdsc00777
※この写真だけはクリックすると拡大します。


重要文化財の旧手宮鉄道施設については、以上です。

もうちょっと補足があったのですが、あまりにも長くなってしまったので、この辺にしておきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


【関連記事】
小樽市総合博物館/第1回《そもそも小樽の博物館について》
小樽市総合博物館/第2回《入場料等の基本情報》
小樽市総合博物館/第3回《館内の施設について》
小樽市総合博物館/第4回《屋外の施設について》
・小樽市総合博物館/第5回《重要文化財の旧手宮鉄道施設》
小樽市総合博物館/第6回《SL大勝号 他》


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2011年10月11日 (火)

小樽市総合博物館/第4回《屋外の施設について》

「小樽市総合博物館」の第4回です。

前回は館内の様子についてでしたが、今回は屋外の施設についてです。

屋外の広い敷地内には、車両展示や施設等、様々な見所があるのですが、まずは、観光客に人気なのが、実際に乗車できるアイアンホース号でしょうか。

Blogdsc00739

2009年(平成21年)に生誕100年を迎えたアイアンホース号は、1909年(明治42年)アメリカ製です。
って、いかにもアメリカを思わせる外観ですよね。

そして、牽引している客車に乗車することが出来ます。

距離は短いのですが、ちゃんとホームがあって駅名がついてまして、乗り場が「中央駅」で、そこから小樽市総合博物館のもう一方の出入り口である、手宮口側の「手宮駅」までを往復します。

Blogdsc00728
(中央駅のホーム)

Blogdsc00730
(手宮駅側)

手宮駅では、一旦客車から降りて、機関車が転車台でぐるりと回る様子を見学できますが、この姿も人気のようですね。

Blogdsc00733

Blogdsc00734

正直、短い距離で乗車体験と言っても、たいそうなものではありませんが、間近で蒸気機関車を見られるというのが、良いかも。
冬期間は運休しているそうなので、注意してください。

ここは旧手宮線ですから、線路がそのまま残っている訳ですよね。
ちなみに、手宮口の先の敷地外にも、線路跡は続いてるんです。

Blogdsc00127
(敷地外から中を見た様子)

Blogdsc00128
(敷地の外にも続く線路)

この線路はもちろん市街地の旧手宮線跡地の散策路に続いてます。


さて、その他にも屋外には本当に色々な車両が展示されてます。
鉄道好きにはたまらないのでしょうね。
これこそ、あまり鉄道には詳しくない私がどうのこうの言うとボロが出そうなので、写真だけでご勘弁を。

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Blogdsc00723

ほとんどの車両は中に入ることが出来るんですよ。

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詳しくは分からなくても、昔の馴染みのある客車は、なんとも懐かしくて良いですね。

この他にも、
蒸気機関車の部品や工具・ゲージ等を展示している蒸気機関車資料館。
昭和30〜40年代の車なんかを展示している、自動車展示館なんかもあります。

Blogdsc00757Blogdsc00758


そして、歴史的にも重要で、個人的にも興味があったのが、国の重要文化財に指定されている、旧手宮鉄道施設ですね。
ということで、次回はこの重要文化財について紹介したいと思います。

そうそう、この敷地内には、「北海道鉄道開通起点標」があります。

Blogdsc00742

北海道の鉄道の起点(ゼロ・マイル)を示す標柱で、北海道の鉄道はこの地点から始まったという標ですね。

つづく


【関連記事】
小樽市総合博物館/第1回《そもそも小樽の博物館について》
小樽市総合博物館/第2回《入場料等の基本情報》
小樽市総合博物館/第3回《館内の施設について》
・小樽市総合博物館/第4回《屋外の施設について》
小樽市総合博物館/第5回《重要文化財の旧手宮鉄道施設》
小樽市総合博物館/第6回《SL大勝号 他》


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2011年10月10日 (月)

小樽市総合博物館/第3回《館内の施設について》

さて、長くなりつつあって、申し訳ありませんが、

「小樽市総合博物館」の第3回です。

前回、入館券を買って、入場口である“改札口”から入った所まででしたが、その続きです。

Blogdsc00703t

まず、最初に目に入ってくるのが、「しづか号」。

Blogdsc00711r

「しづか号」は、北海道最初の鉄道「幌内鉄道」が1880年(明治13年)に誕生したその4年後の1884年(明治17年)にアメリカで製造され、翌年にここ手宮に配置された蒸気機関車とのことです。

この「しづか号」と、その後ろにある一等客車「い1号」は車両内部も見学できます。

Blogdsc00710

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あまり鉄道には詳しくないので、曖昧な話をしていたら怒られそうなのですが、北海道初の幌内鉄道に導入された、最初の6両の蒸気機関車には、名前がついてるんですよね。

1号「義経(よしつね)」
2号「弁慶(べんけい)」
3号「比羅夫(ひらふ)」
4号「光圀(みつくに)」
5号「信広(のぶひろ)」
6号「しづか」

これらの中で、1号「義経」は大阪府大阪市「交通科学博物館」にて保管され、2号「弁慶」は埼玉県さいたま市「鉄道博物館」にて保管。そして、6号「しづか」がここ小樽市総合博物館にあるという訳ですね。
実際は、昔に色々と復元作業がされたようです。


この他、館内1階には、鉄道展示室やドームシアターがあります。

この鉄道展示室は本当に様々な資料が展示されていて、かなり面白くて、歴史の勉強にもなりますよ。
昔の手宮駅構内の模型や車両模型、プレート等々、全部しっかり見ていたら、一日では足りないかも。

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館内2階には科学展示室や実験室があり、様々なイベントも行われています。

“総合”博物館ですから、鉄道関係以外にも色々設備がある訳ですが、やはり何と言っても、北海道の鉄道発祥の地である旧手宮線・手宮駅の構内敷地を利用しているのですから、メインは鉄道関連ですね。

さて、建物から外に出ると、その広い敷地を利用した車両展示や、実際に走っているアイアンホース号に乗車することができます。

Blogdsc00740
(アイアンホース号)

ということで、次回は屋外の展示や施設についてです。

つづく


【関連記事】
小樽市総合博物館/第1回《そもそも小樽の博物館について》
小樽市総合博物館/第2回《入場料等の基本情報》
・小樽市総合博物館/第3回《館内の施設について》
小樽市総合博物館/第4回《屋外の施設について》
小樽市総合博物館/第5回《重要文化財の旧手宮鉄道施設》
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2011年10月 9日 (日)

小樽市総合博物館/第2回《入場料等の基本情報》

さて、前回の第1回から長々となってしまい、先が思いやられますが、今回は実際に建物に入って行きたいと思います。

「小樽市総合博物館」の第2回です。

Blogdsc00693t

まずはゲートをくぐって中に入ると、クロフォード像が建っています。

Blogdsc00700up

この、クロフォード氏は手宮と幌内炭山を結ぶ国内で3番目の幌内鉄道で技師長となって指導するなど、鉄道建設に尽力した方です。
その筋では有名な方のようですよ。

ここはまだ入場している訳ではありません。
建物に入ると、エントランスホールになっていて、そこに券売所があります。

Blogdsc00702

そして、そこから実際に施設内に入るのですが、その入場口は“改札口”となってます(笑)

Blogdsc00702up

ちなみに、料金は一般400円(冬期300円)なのですが、共通入館券というのがあるんですよね。一般で500円です。

何が共通かと言うと、ここの本館と運河館、そして前回も紹介した、昔小樽市博物館だった重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店、この3館のうち2館に入館できるという共通券なんです。これは2日間有効です。

更に、この共通入館券で手宮洞窟保存館にも入館できるとのことなんです(有効期間内に)。

急に手宮洞窟保存館という場所が出てきましたが、ここのすぐ近くに、国指定史跡の「手宮洞窟」があるんですよね。

結局、この共通入館券を購入したんですが、このために色々と盛りだくさんになってしまって、今回の総合博物館紹介が収拾つかなくなってるんですけどね(汗)
実は共通入館券で手宮洞窟と運河館にいったんです。その話も追々しますので。

ちなみに年間パスポートというものもあって、きっと鉄道ファンは購入するでしょうね。

さて、やっと改札口から館内へと入ります(笑)

Blogdsc00703

と、やっと中に入り、最初に見られるのが、この「しづか号」なんですが…
第2回目はここまでということでご勘弁願います。


そうそう、余談ですが、建物の外、ゲート入口の横に青い列車の車両がみえます。
(上の1枚目の写真の左側にも写ってます)

Blogdsc00695

これは列車の車両を使用したお店、リストランテ「トレノ」です。
ここではパスタやピザ等のイタリア料理を食べることが出来ますよ。

Blogdsc00696

実際の車両なので、中もいい雰囲気なんです。
ここも、別の機会に紹介したいですね。

それと、駐車場は目の前に広〜く確保されてるので、ご安心を。

つづく


【関連記事】
小樽市総合博物館/第1回《そもそも小樽の博物館について》
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2011年10月 7日 (金)

小樽市総合博物館/第1回《そもそも小樽の博物館について》

小樽では結構大きな、そして歴史的にも重要な観光スポットなのですが、なかなか行く機会がありませんでした。

「小樽市総合博物館 本館」

Blogdsc00694

実は、先月、恥ずかしながら初めて中に入ったんです。
というのも、言い訳をさせていただくと(笑)、この小樽市総合博物館は2007年(平成19年)7月に開館した比較的新しい施設なんですよね。

そこら辺の話は、後ほど詳しく説明しますが、以前はここに小樽交通記念館があったそうで、いずれにしても来たことはなかったんです。

そして、実際に行ってきまして、いざ紹介しようとしたのですが、随分と色々な関連施設や関連次項があって、なかなか話がまとまりそうになかったので、ちょっと躊躇してたんです。

結局、こうして重い腰を上げて(笑)、紹介しているのですが、かなり長くなりそうなので、何回かに分けて紹介しようと思いますので、おつきあいよろしくお願いします。


Blogdsc00700


では、改めて、「小樽市総合博物館」です。

まず、最初に説明しておきますが、上に「小樽市総合博物館 本館」と書きましたが、一般的に小樽市総合博物館と言うと、手宮にある上の写真の施設を指すと思うのですが、こちらが「本館」です。

そして、実は運河沿いの運河プラザにつながっている施設も小樽市総合博物館の施設で、「小樽市総合博物館 運河館」と言うんですよね。

(こちらですね)
Blogdsc07207

今回紹介するのは、主に手宮にある「本館」についてです。
(以降、特に「本館」とは書きませんので、ご了承を)

場所は、運河の北側(札幌と反対側)の北運河沿いを進み、運河を過ぎて、そのまましばらく行くとあります。

Blogdsc00693

私は、よく向かいにあるホームセンターのホーマックには車で行くのですが、なかなかこちらの小樽市総合博物館には入る機会がなくて(^-^;

反対側には、このような建物の入口もあります。

Blogdsc00126


ここで、先にちょっと触れましたが、そもそもの小樽市の博物館についてです。

その昔は、色内の北運河終点近くにある、国指定重要文化財の「旧日本郵船(株)小樽支店」が小樽市博物館として利用されていたんですよね。

(この建物ですね)
Blogdsc05913r

この建物は1955年(昭和30年)に小樽市が日本郵船から譲り受け、1956年(昭和31年)から1984年(昭和59年)まで、小樽市博物館として使用されていたそうです。

その間の1969年(昭和44年)に国の重要文化財に指定され、1984年(昭和59年)から3年間かけて全面的な修復工事を行って当時の雰囲気を再現し、現在も重要な歴史的建造物として公開されていますが、まだちゃんと行ったことはないので、そのうちにきちんと紹介しますね。

それでは「旧日本郵船(株)小樽支店」の後の博物館はと言うと、先程出てきた、運河沿いの運河プラザにつながっている現在の「小樽市総合博物館 運河館」が小樽市博物館だったんですね。

で、2007年(平成19年)に、もともと手宮駅にあった旧小樽交通記念館に、その小樽市博物館と小樽市青少年科学技術館(緑町にあった施設)の機能を統合して、「小樽市総合博物館」として開館したとのことです。


いや〜、何だか施設内の紹介にたどり着く前に、話が脱線してしまい、こんなに長くなってしまいました(^-^;

ひとまず、第1回目はここまでということで、次回への興味を引くためにこんな写真をどうぞ(笑)

Blogdsc00711b

つづく


【関連記事】
・小樽市総合博物館/第1回《そもそも小樽の博物館について》
小樽市総合博物館/第2回《入場料等の基本情報》
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2011年10月 6日 (木)

鱗友朝市

小樽の市場の中で、朝市と名前がついているのはここだけですが、さすが、早朝4時からやっているようです。

「鱗友朝市」

Blogdsc00692

鱗友朝市という名前の市場ですね。

場所は、住所は色内なのですが、手宮との境にあります。

運河の北側(札幌と反対側)の北運河沿いを運河の端まで行き、その先に続く倉庫群(旧増田倉庫旧広海倉庫旧右近倉庫)を過ぎた所にあります。

Blogdsc05945
(倉庫群を過ぎると見えてきます)

Blogdsc00686
(海側と反対側には駐車場もあります)

外観はこじんまりと見えるのですが、中に入ると思った以上に広くて、通路はロの字になっています。
新鮮な魚はもちろん、活カニ専門店なんかも入ってました。

Blogdsc00688

今回は時間が既にお昼前だったので、市場内は一段落と言った感じでしたが、観光客の方々が数組来てましたよ。

ここで人気なのが、市場内にある食堂2店。
「味さき」と「のんのん」。

Blogdsc00689

Blogdsc00690

今回どうしようかな〜と思ったのですが、食事はしませんでした。
なので詳しい紹介ができなくて、すいません。

この食堂もあってか、この市場は観光客にも人気ですね。

正直に言いますと、個人的には場所柄、なかなか来る機会がなかったんですよね。
市場は特別な所ではなく、日常の買い物をする場所ですから、ついつい決まった所に行きがちなんです。

ただ、ここは、朝早く行くと面白そうですね。
(ただ、朝は苦手ですが…)

入っている各店舗によって違うようですが、午後2時には閉店のようなので、時間には注意です。

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2011年10月 4日 (火)

小樽のお餅屋さん/雷除志ん古

本当に小樽はお餅屋さんが多いです。
しかも、昔ながらのお店が多くて、地元の方々がそれぞれひいきにしているお店を持ってるんですよね。

で、今回紹介するのは、小樽で一番歴史のあるお餅屋さんとのことですよ。

「雷除志ん古(かみなりよけしんこ)」

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店構えも渋いですね〜

ただ、店の名前を聞いただけでは、何屋さんか分からないですね。
“元祖”がついてるんですが、元祖でないお店は知らないです。

創業は150年を超えているとか。凄いですね。

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場所は説明しにくいのですが、国道5号線の住吉神社前を海側に入って行き、市立小樽病院の先の通りを右折して坂を下りて行くと左にあります。
(分かりにくくてすいません)

何回か買っていはいるのですが、今回写真も撮り、私もちゃんと食べたので(笑)、紹介しますね。

またまた、甘いもの担当の奥さん情報により、ごま大福がオススメとのことです。
今回は、草大福と豆大福と一緒に購入です。

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どれも美味しいですが、本当に、ごま大福は美味しいですよ。

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香ばしくて、プチプチしたごまと、餅と餡のバランスが抜群でクセになりそうですね。

他のお餅屋さんもそうなのですが、昼過ぎに行くと、既に売り切れてるんですよね。
特にここは、午後は完売していて、ほぼお店が閉まっているので要注意です。


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2011年10月 3日 (月)

秋刀魚の刺身と梅シソ巻き

秋刀魚が安くて美味しい時期になりましたね。

で、先日、普段より立派な秋刀魚が手に入りまして、

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これだけの秋刀魚はお店でもなかなか手に入らないというモノでした。

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う〜ん、これほど新鮮で立派となると、刺身ですよね。
さっそく、奥さんにさばいてもらいました。

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とにかく、実に綺麗なもので、脂ものっていて、もちろん生臭さも全くなく、久しぶりにこんなに美味しい秋刀魚の刺身を頂きました。
大満足です。

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今年の秋刀魚は、道東では、大漁ようですが、獲れ過ぎてしまって、漁港の処理能力を超えてしまっているようですね。

それに、生秋刀魚が市場に大量に出回るため、値崩れも起こしているようです。

私が今日お店で見たら1尾50円で売ってましたし、更に発砲の箱入り30尾で1350円(つまり1尾45円)で売ってましたよ。

消費者には嬉しいですが、漁師さん達はちょっと大変ですね。


続いて、秋刀魚の梅シソ巻きを頂きました。

作り方(監修:奥さん)

秋刀魚を3枚におろします。

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別にたたいておいた梅を秋刀魚に塗って、

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半分に切った青シソをその上に敷いて、

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クルクルっと巻きます。

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巻き終わったら爪楊枝で止めて、

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フライパンで焼きます(写真のようにフライパンに並べます)。

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両面をある程度焼いたら蓋をして、ちょっと蒸し焼きにします。
弱火で10分くらいですかね(途中でひっくり返してます)。

火が通れば出来上がり。

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秋刀魚は脂がのっているのですが、梅とシソでさっぱりと食べられて、美味しいですよ。

我が家の梅漬けは結構しょっぱいので、その他の調味料は使っていません。

味付けはお好みで塩なり何なり足してください。

ちなみに、梅もシソも何も挟まず、ただ秋刀魚をクルクルと巻いただけで調理することもあります。
その時には塩味だったり、醤油だったり、ケチャップなんかをつけても美味しいですよ。

当分はおいしい秋刀魚が頂けそうで、嬉しいですね。


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2011年10月 1日 (土)

観光船乗り場は映画のロケ地

小樽の港からは観光船が出ています。

観光船乗り場は、小樽駅から真っすぐ海に向かって中央通りを進み、運河も越えて、その先の信号も越えると左手に見えてきます。

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港での位置的には、第3号ふ頭のつけ根になりますね。

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ここからは、祝津航路とオタモイ航路、そして小樽港内を遊覧する屋形船が出てます。
オタモイ航路は周遊航路です。

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祝津のおたる水族館に行くのに祝津航路を交通手段として使ったりもできますね。

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そういえば、昔は走る時のエンジン音からポンポン船と呼んでいましたが、今はそんな音はしないのかな?

平成23年度の運航期間は4月23日(土)〜10月10日(祝・月)とのこと。
久しぶりに乗ってみたかったのですが、今年は乗る機会が無さそうです。
来年のお楽しみにしておきます。

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さて、何故急に観光船乗り場かと言うと、ブログのタイトルでお分かりでしょうが、今公開中の、大泉 洋さん主演の映画『探偵はBARにいる』の後半に、この観光船乗り場が出てくるんですよね。

先月、映画を観に行ってすぐにここに来てみたんです。
もう公開してだいぶ経ったので、ネタバレと言うこともないでしょうから、ちょっと紹介しようと思った次第です。

以下、映画を観ていない方には意味不明で申し訳ありません。


このベンチと柱は見覚えがありますね。

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奥の通路も見覚えがありますよね。

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この先に、

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ハーバーライトはありません(笑)

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詳しい内容については、映画の紹介ブログではないので省略しますが、映画は非常に面白く、特に北海道民にとっては小ネタがちりばめられていて、より楽しめる内容だったのは間違いないですね。


▼「探偵はBARにいる」で調べる。


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