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2011年10月11日 (火)

小樽市総合博物館/第4回《屋外の施設について》

「小樽市総合博物館」の第4回です。

前回は館内の様子についてでしたが、今回は屋外の施設についてです。

屋外の広い敷地内には、車両展示や施設等、様々な見所があるのですが、まずは、観光客に人気なのが、実際に乗車できるアイアンホース号でしょうか。

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2009年(平成21年)に生誕100年を迎えたアイアンホース号は、1909年(明治42年)アメリカ製です。
って、いかにもアメリカを思わせる外観ですよね。

そして、牽引している客車に乗車することが出来ます。

距離は短いのですが、ちゃんとホームがあって駅名がついてまして、乗り場が「中央駅」で、そこから小樽市総合博物館のもう一方の出入り口である、手宮口側の「手宮駅」までを往復します。

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(中央駅のホーム)

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(手宮駅側)

手宮駅では、一旦客車から降りて、機関車が転車台でぐるりと回る様子を見学できますが、この姿も人気のようですね。

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正直、短い距離で乗車体験と言っても、たいそうなものではありませんが、間近で蒸気機関車を見られるというのが、良いかも。
冬期間は運休しているそうなので、注意してください。

ここは旧手宮線ですから、線路がそのまま残っている訳ですよね。
ちなみに、手宮口の先の敷地外にも、線路跡は続いてるんです。

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(敷地外から中を見た様子)

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(敷地の外にも続く線路)

この線路はもちろん市街地の旧手宮線跡地の散策路に続いてます。


さて、その他にも屋外には本当に色々な車両が展示されてます。
鉄道好きにはたまらないのでしょうね。
これこそ、あまり鉄道には詳しくない私がどうのこうの言うとボロが出そうなので、写真だけでご勘弁を。

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ほとんどの車両は中に入ることが出来るんですよ。

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詳しくは分からなくても、昔の馴染みのある客車は、なんとも懐かしくて良いですね。

この他にも、
蒸気機関車の部品や工具・ゲージ等を展示している蒸気機関車資料館。
昭和30〜40年代の車なんかを展示している、自動車展示館なんかもあります。

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そして、歴史的にも重要で、個人的にも興味があったのが、国の重要文化財に指定されている、旧手宮鉄道施設ですね。
ということで、次回はこの重要文化財について紹介したいと思います。

そうそう、この敷地内には、「北海道鉄道開通起点標」があります。

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北海道の鉄道の起点(ゼロ・マイル)を示す標柱で、北海道の鉄道はこの地点から始まったという標ですね。

つづく


【関連記事】
小樽市総合博物館/第1回《そもそも小樽の博物館について》
小樽市総合博物館/第2回《入場料等の基本情報》
小樽市総合博物館/第3回《館内の施設について》
・小樽市総合博物館/第4回《屋外の施設について》
小樽市総合博物館/第5回《重要文化財の旧手宮鉄道施設》
小樽市総合博物館/第6回《SL大勝号 他》


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コメント

きゃああ!
興奮でフガフガいってます(笑)
この赤い列車は、北海道で最初に走った電車だと思います。
当時、私は高校の汽車通学中で、この列車が先頭に交差させた日の丸を飾って走って来たのを、よーく憶えています。
それまでは電車じゃなかったんだ、というのを初めて知ったんですよ。

投稿: はは | 2011年10月11日 (火) 21時39分

ははさん、こんにちは。
え〜〜〜!!!
赤い列車が、交差させた日の丸を飾って走ったんですか。
かなり懐かしい思い出話のようですね〜
というか、そういうきっかけになって嬉しいです。
そう言えば、子供の頃から、こちらでは「電車」とはあまり言わず「汽車」って言ってましたね。

投稿: 小梅太郎 | 2011年10月13日 (木) 12時09分

ここで毎年開催される、クラッシックカーのイベントが楽しみですが、博物館の車も動体保存をして、エンジン音や走行の様子を映像にして販売したり、同じ車種のミニカーを売店に置いたり…すると良いなと思いました。ヤマハ本社の博物館のバイクやツインリンク茂木内にあるホンダの博物館の車やバイクは、時々走らせてファンサービスをしている。動体保存がアイアンホースだけなのが物足りないですね!!飛行機の展示もありですね。以前あった千歳空港ロビー内の飛行機の展示は良かったですね。戦時中に、小樽築港のクレーンの下に、大湊航空隊小樽派遣隊の零式3座水偵があった。

投稿: | 2013年9月13日 (金) 05時36分

名無しさん、こんばんは。
クラッシックカーのイベント開催してますね!
まだ見に行ったことがないのですが、機会があったら見に行ってみたいです。
確かに実際に動くものが少ないというのは、ちょっと物足りないかもしれませんね。

投稿: 小梅太郎 | 2013年9月13日 (金) 22時06分

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