小樽市総合博物館/第1回《そもそも小樽の博物館について》
小樽では結構大きな、そして歴史的にも重要な観光スポットなのですが、なかなか行く機会がありませんでした。
「小樽市総合博物館 本館」
実は、先月、恥ずかしながら初めて中に入ったんです。
というのも、言い訳をさせていただくと(笑)、この小樽市総合博物館は2007年(平成19年)7月に開館した比較的新しい施設なんですよね。
そこら辺の話は、後ほど詳しく説明しますが、以前はここに小樽交通記念館があったそうで、いずれにしても来たことはなかったんです。
そして、実際に行ってきまして、いざ紹介しようとしたのですが、随分と色々な関連施設や関連次項があって、なかなか話がまとまりそうになかったので、ちょっと躊躇してたんです。
結局、こうして重い腰を上げて(笑)、紹介しているのですが、かなり長くなりそうなので、何回かに分けて紹介しようと思いますので、おつきあいよろしくお願いします。
では、改めて、「小樽市総合博物館」です。
まず、最初に説明しておきますが、上に「小樽市総合博物館 本館」と書きましたが、一般的に小樽市総合博物館と言うと、手宮にある上の写真の施設を指すと思うのですが、こちらが「本館」です。
そして、実は運河沿いの運河プラザにつながっている施設も小樽市総合博物館の施設で、「小樽市総合博物館 運河館」と言うんですよね。
(こちらですね)
今回紹介するのは、主に手宮にある「本館」についてです。
(以降、特に「本館」とは書きませんので、ご了承を)
場所は、運河の北側(札幌と反対側)の北運河沿いを進み、運河を過ぎて、そのまましばらく行くとあります。
私は、よく向かいにあるホームセンターのホーマックには車で行くのですが、なかなかこちらの小樽市総合博物館には入る機会がなくて(^-^;
反対側には、このような建物の入口もあります。
ここで、先にちょっと触れましたが、そもそもの小樽市の博物館についてです。
その昔は、色内の北運河終点近くにある、国指定重要文化財の「旧日本郵船(株)小樽支店」が小樽市博物館として利用されていたんですよね。
(この建物ですね)
この建物は1955年(昭和30年)に小樽市が日本郵船から譲り受け、1956年(昭和31年)から1984年(昭和59年)まで、小樽市博物館として使用されていたそうです。
その間の1969年(昭和44年)に国の重要文化財に指定され、1984年(昭和59年)から3年間かけて全面的な修復工事を行って当時の雰囲気を再現し、現在も重要な歴史的建造物として公開されていますが、まだちゃんと行ったことはないので、そのうちにきちんと紹介しますね。
それでは「旧日本郵船(株)小樽支店」の後の博物館はと言うと、先程出てきた、運河沿いの運河プラザにつながっている現在の「小樽市総合博物館 運河館」が小樽市博物館だったんですね。
で、2007年(平成19年)に、もともと手宮駅にあった旧小樽交通記念館に、その小樽市博物館と小樽市青少年科学技術館(緑町にあった施設)の機能を統合して、「小樽市総合博物館」として開館したとのことです。
いや〜、何だか施設内の紹介にたどり着く前に、話が脱線してしまい、こんなに長くなってしまいました(^-^;
ひとまず、第1回目はここまでということで、次回への興味を引くためにこんな写真をどうぞ(笑)
【関連記事】
・小樽市総合博物館/第1回《そもそも小樽の博物館について》
・小樽市総合博物館/第2回《入場料等の基本情報》
・小樽市総合博物館/第3回《館内の施設について》
・小樽市総合博物館/第4回《屋外の施設について》
・小樽市総合博物館/第5回《重要文化財の旧手宮鉄道施設》
・小樽市総合博物館/第6回《SL大勝号 他》
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コメント
こんな博物館ができたんですね。
私がお馴染みなのは、日本郵船の博物館です。本当に良く通いました。(あれ?前にも書きましたよね)
行く時はいつも一人。暗い少女でした(泣)
でもあの博物館は大好きでした。私の博物館像の基本です。
2番目の博物館も行きましたが、3つ目が出来ているとは。
元の交通博物館てことは、弁慶号や義経号もあるんですかね。
次回をとっても楽しみにしています!
投稿: はは | 2011年10月 7日 (金) 23時00分
ははさん、こんにちは。
私も、こちらに戻ってきて知りました。
というか、昔は博物館とかには行きませんでした(^-^;
ははさんが日本郵船の博物館が馴染みだと言う話、覚えてますよ。
今度、そちらもゆっくりと紹介したいです。
弁慶号や義経号の話をされるということは、ははさんは詳しいのですか?
いや〜、ハードル上がってしまいますね(^-^;
では、そこら辺も含めて、次回以降をお楽しみに(って、自分でもハードルあげてしまった…)
投稿: 小梅太郎 | 2011年10月 8日 (土) 18時00分