« 手宮市場 | トップページ | 手宮の竹屋穴田餅店 »

2011年9月 9日 (金)

手宮の十間坂

前回の手宮市場の紹介でもちょっと触れましたが、手宮地区は小樽でも古くから栄えた地区で、結構色々と面白いんですよね。

個人的にはなかなか出向く機会のなかった、主に手宮市場周辺ですが、先日ちょっとまわってきたので、前回の手宮市場に続いての「手宮編」ということで。

今回は、その手宮市場の横の通りから続く急な坂道、

「十間坂」(じゅっけんざか)

Blogdsc00064

についてです。

まず、手宮市場の入り口が面している通りを手宮仲通といいます。

そして、その手宮仲通と交差して、市場と平行している通りを、十間通りとか十間広場というそうで、「おたるいか電祭り」(今年で最後でした)が開催されていた場所ですね。

そこに続く急な坂道が、今回の十間坂です。

Blogdsc00063
(写真手前が十間通りで、その先の坂が十間坂)

坂の入り口には、時計のついた高い塔が建ち、先端部には風見鶏が見えます。

Blogdsc00071


さてさて、さすがに案内がある訳ではないので、ここは、広報おたるに連載された「おたる坂まち散歩」のHTML版が、小樽市のホームページ内にありましたので、その内容を参考にさせてもらいました。
(以下、小樽市のホームページ内 広報おたる連載「おたる坂まち散歩」参考)

まず名前の由来は、道幅が尺貫法の十間(約18メートル)あることから、その名が付けられたそうです。

道幅が広いのは、明治のころ、手宮地域では頻繁に火災が起きたため、延焼を防ぐ防火帯として幅を広くしたそうです。

坂の入り口の塔は、防火帯の名残なのか、火の見やぐらだそうですよ。

Blogdsc00072

それにしても、結構無造作に広く、かなり急ですよね。

Blogdsc00074

坂を登っていくと、急に狭い道になるのですが、この先のというか、この辺りは荒巻山と言うそうです。初めて知りました。

Blogdsc00076
(舗装道路の先は、道は狭く石段になってました)

で、この先は荒巻山を越えて、色内へ出られるそうなのですが、今回は行きませんでした。

Blogdsc00081
(石段も登った先から)

坂の上から振り返ると、今登ってきた坂と、それに続く通りが見えます。

この先の通りの周辺は、その昔は大繁華街だったそうですよ。

Blogdsc00079
(上の写真より、ちょっと下りてきた所から)

手宮〜札幌間に北海道初で国内3番目の鉄道が開通したのが、明治13年(1880年)ですから、明治の頃は鉄道や港と共にもの凄い賑わいだったのでしょうね。

以上、小樽市のホームページを参考させてもらってますが、気になる方は直接、小樽市のホームページを見てください。

それにしても、この坂、冬の間はかなり大変そうですね。

Blogdsc00078


ランキングに参加しています。
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 小樽情報へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ

クリックするとランキングに反映されます。
ポチッと応援よろしくお願いします m(_ _)m

スポンサーリンク

|

« 手宮市場 | トップページ | 手宮の竹屋穴田餅店 »

小樽の坂」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
私は坂道が好きです。
上り途中や、上りつめた後に振り返って見る景色が好きなんです。
「小樽の坂」のカテゴリーをまとめて拝見しました。
満足しています(笑)
横浜も坂道が多いのですが、高い建物が増えて
海を望む景色が減ってしまいました。
広くて綺麗な海・・・小樽の坂道散歩が羨ましく思えます。

投稿: えぷろん | 2011年9月 9日 (金) 22時32分

えぷろんさん、こんにちは。
えぷろんさんのブログでも、坂道の紹介をしてましたね。
横浜の坂道も良さそうですね〜
良いですよね、坂道を上って、振り返った時の風景。
ただ、最近は、坂を上るのに息が上がって(笑)
小樽は小さい街で、高い建物もあまりないので、あちこちから海が望めます。

投稿: 小梅太郎 | 2011年9月10日 (土) 11時53分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 手宮の十間坂:

« 手宮市場 | トップページ | 手宮の竹屋穴田餅店 »