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2011年8月 3日 (水)

ライオンの水道「和田式耐寒共用栓」

さて、盛り上がった小樽の潮まつりも終わり、この小樽日記も潮まつりの話題から、いつものようにぶらりぶらりと気ままに小樽を巡って行きたいと思います。

で、早速ですが、先日水道局に行ってきました。

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といっても、この水道局を紹介する訳ではないんです。

目的は、ここの入り口前に設置されている、「ライオンの水道」としてその昔に親しまれた共用栓。
正式には「和田式耐寒共用栓」というそうです。

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以前、小樽の広報誌か何かで紹介されていたので気にはなっていたんですよね。

ここに案内板があって、その内容によるとこれは、

小樽の水道が創設された大正3年から市民の大切な「共同の水道」として利用され「ライオンの水道」として親しまれたそうです。

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昭和20年代までは、市内あちこちにあったものの、各家庭に専用栓が普及したため、昭和50年には全て撤去されたそうです。
ちなみに、この場所に移設されたのが、昭和62年9月となっていますね。

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う〜ん、正直に言いますと、私はこの「ライオンの水道」は記憶にないんですよね〜

水道口のところがライオンになっていて、その口から水が出る訳ですね。

この共用栓は今も水が飲めるそうです。レバーをひねると水が出ました。

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余談ですが、水を出したらどこからともなく、カラスが飛んできまして、私がちょっとビックリしてその場を離れると、なんと、今出して下にたまった水を飲みだしましたよ。

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ここで待っていれば、誰かが冷たい美味しい水を出してくれるのを、ちゃんと分かってるんですかね、賢いカラスだ。


話は戻って、実はここの他にも共用栓が復元され設置されている場所があります。

まず、花園銀座商店街の新倉屋本店前。

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「花園あかり小路共同水道栓」という名で横に案内パネルもありました。
ここも、コップが付いていて、ご自由にお飲みくださいとのことです。

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そして小樽運河の浅草橋の観光案内所の横。
「ふれあいの泉」として、設置されています。

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ここは、水が出っぱなしですね。
利用している観光客も見られましたよ。

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あとは総合博物館運河館にも展示されているそうです。

こういうちょっとしたものも、懐かしい貴重な風景として、残してもらいたいものですね。


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コメント

幼い日の記憶に、このライオンの口の共同水道があります。やっぱり、これです。

投稿: | 2012年5月 9日 (水) 05時34分

コメントありがとうございます。
記憶ありますか!私はちょっと記憶にないのですが(^-^;
このような懐かしい物を、大切に残してもらいたいですね。

投稿: 小梅太郎 | 2012年5月 9日 (水) 23時16分

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