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2011年8月 9日 (火)

小樽夢二亭が営業終了/旧塩田別邸

小樽の歴史的建造物を活用した料亭、

「夢二亭」

が、平成23年7月28日をもって営業を終了しました。

Blogdsc08864

ちょっと、ブログに書くタイミングを逃して遅れてしまいましたが、先月7月29日付けで、「夢二亭」を経営する華伸が事業を停止したとのことです。
(平成23年7月30日付、北海道新聞より)

この建物は、小樽市指定歴史的建造物の
「旧塩田別邸」
で、平成3年に改修工事で、木造を生かした料亭「夢二亭」として復活したとのことですが、残念ですね。

ここで、ちょっと「旧塩田別邸」の建物について。
場所は入船2丁目にあり、ちょっと分かりにくいですが、その一角は何とも雰囲気のある佇まいを見せています。

Blogdsc08857

大正元年(1912年)頃の建築です。
母屋は木造1階一部2階建、蔵は木骨石造2階建。

いつもの案内板で、内容を紹介させてもらいます。

Blogdsc08860

『この建物は、小樽有数の回漕(かいそう)店を営む塩田安蔵の邸宅でした。
初代安蔵は、明治20年代に堺町と南浜町(現色内)に店を構え、二代安蔵は、昭和初期に小樽・樺太間に豪華な貨客船を就航させました。
本邸は和風の主屋に石造りの蔵を組み合わせています。
かつて「大玄関」の左側に応接間と茶室、縁側の奥に「大広間」がありました。平成3年(1991年)、原形を活かして料亭に再利用されています。』
小樽市都市景観賞も受賞しています。

Blogdsc08862

残念ながら、私は行く機会がありませんでした。

Blogdsc08861

土地建物はすでに売却済で、次の活用策が検討されているそうです。
やっぱり色々と厳しい状況なんですね…

Blogdsc08858

《追記 2011.12.20/2012.06.08》
旧料亭「夢二亭」は、平成23年12月20日「ハンバーグ&ステーキ夢二亭」に生まれ変わりました。
関連記事:
ニュースを2つ/生まれ変わる夢二亭と天狗山スキー場
ハンバーグ&ステーキ 夢二亭/旧塩田別邸


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歴史的建造物 邸宅」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
こんな所があったんですね。
まったく知りませんでした。

こういう建物を見ると、小樽って昔は本当に栄えていて、大金持ちもたくさんいたんだな、と感慨にふけってしまいます。

ところで、どうして夢二なんでしょうね。

投稿: はは | 2011年8月 9日 (火) 20時27分

ははさん、こんばんは。
私も小樽に戻ってきて、初めて知りました(^-^;
本当に昔は栄えてたんですね〜(しみじみ)。
で、「夢二亭」の名前についてですが、まだ残っているお店のホームページには、
『大正ロマンをテーマに「小樽 夢二亭」と名付けました』
となっているので、やはり竹久夢二からでしょうかね。
(ホームページに竹久夢二の名前は出てませんでしたけど…)

投稿: 小梅太郎 | 2011年8月 9日 (火) 21時29分

はじめまして

3年前まで近所に住んでいましたが
終わっちゃったんですね。。。

1回行ったはずなんですが中の印象が
あまり思い出せない(笑)

投稿: あーちゃ | 2011年8月21日 (日) 05時32分

あーちゃさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
近所に住んでたんですか。私は1回も行くことがなく、閉まってしまいました…
歴史的な建物ですし、中は素敵だったのでは?
何とか有効に活用されると良いのですがね。

投稿: 小梅太郎 | 2011年8月21日 (日) 12時14分

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