小樽市指定歴史的建造物の旧寿原邸の邸内と庭園
小樽市指定歴史的建造物の旧寿原(すはら)邸については、以前も紹介したのですが、その時は冬で邸内には入ることが出来ませんでした。
実は先月のことなんですが、邸内と庭園を見学してきました。
紹介するタイミングを逃してしまっていたのですが、ここでその報告をしたいと思います。
「旧寿原邸」
場所は水天宮へ向かう石段を上った道を左に曲がったところで、昔ながらの佇まいで、ひっそりと建っています。
大正元年(1912年)建築です。
玄関にあった案内によると、今年(2011年)は、
開館期間:4月29日〜10月第2月曜の土日祝のみ
開館時間:午前10時30分〜午後4時
入館料は無料です。
※平成25年から旧寿原邸の一般開放は休止してます(追記 2017.9.29)。
前回の記事と重複してしまいますが、建物について、小樽市ホームページから引用させてもらいますと、
この建物は、小樽を代表する実業家寿原家の邸宅です。
創建者は、「小豆将軍」として著名な雑穀商高橋直治とされています。
水天宮の北側、急な傾斜地に建てられ、主屋から上手に2つの接客棟を連ねています。
庭園は、斜面を三段に地割りし、上段には和室に面して池を配した日本庭園があり、中段には洋間に六角雪見灯籠を配し、下段では小樽港を見下ろすことができます。
小樽市 :旧寿原邸
建物に入って、まず主屋となる1階部分から庭を見たところです。
説明にもあるように、斜面を利用して、主屋と2つの接客棟を階段で連ねた構造になっています。
(これが主屋と2つの接客棟をつなぐ階段)
ここが、一つ目の階段を登った洋間です。
ここからも庭が綺麗に眺めることができます。
更に階段を上ると、広い和室があります。
(和室の横の廊下)
建物の外から庭園にも入ることができます。
上の写真の正面が主屋と洋間をつなげている部分ですね。
そして、こちらは中段の庭から建物を見たところ。
写真右が洋間で、左側が和室の建物です。
それほど人気のある建物という訳ではないので、ほんとにひっそりとしていましたが、よく木造でここまで残っているなと思います。
歴史を感じさせますが、保存も大変そうです。
冬の旧寿原邸の様子は、前回の記事をどうぞ。
→「冬の旧寿原邸」
※記事を加筆・修正しました(2017.9.29)。
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