日本銀行旧小樽支店 金融資料館《前編》
小樽の歴史的建造物の中でも、特に知られている建物だと思います。
「日本銀行旧小樽支店 金融資料館」
場所も、運河や堺町本通りからさほど遠くなく、観光としも行きやすい場所にありますし、前の通りは「日銀通り」と名前がついているくらいですからね。
北のウォール街と呼ばれたこの辺り一帯を代表する建物ですね。
周辺には歴史的建造物が建ち並んでいて、当時の繁栄を偲ばせていますが、中でもひと際、重厚感溢れる堂々たる姿を見せています。
夜にはライトアップもされていて、なかなかいい雰囲気です。
詳細については、結構あちこちで紹介されていますので、改めて紹介するのもなんですし、曖昧な私の説明もほどほどにしておきますが、一応、建物について。
明治42年(1909年)7月に着工し、明治45年(1912年)7月の完成で、石造り風の外観は、レンガ造りの壁にモルタルを塗ったものだそうです。
設計に携わった辰野金吾という建築家は日本銀行本店や赤レンガで有名な東京駅の設計にも携わってるんですね。
建築家の事までは良く分からないですが、なるほど立派な建物ですよね。
ちなみにここは、このブログでもよく紹介する小樽市指定歴史的建造物ではなく、小樽市指定有形文化財に指定されています。
なので、いつもの建物の案内板の色も違います。
ちょっと格が上ですね(笑)
平成14年(2002年)9月に日本銀行札幌支店に統合が決定して、小樽支店としての営業は廃止となり、翌平成15年(2003年)5月より、日本銀行の広報施設、金融資料館として開設しています。
結構、最近まで営業していた事に驚きますね。
このようにこの建物は現在は金融資料館となっているわけですが、あくまで現在も日本銀行の管理する建物なので、その表記は、
×旧日本銀行小樽支店
○日本銀行旧小樽支店
なんですね。やっと理解しました。
考えてみれば、小樽に日銀の支店があったというのも凄い事ですよね。
昔の繁栄は凄かったんだろうな〜。
実はちょっと前に、初めて金融資料館内に入ってみたので、それについては後編として紹介したいと思います。
※写真の時期がまちまちなのはご勘弁を。
参考:小樽市ホームページ
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