小樽オルゴール堂本館/旧共成(株)
先日立ち寄ったメルヘン交差点周辺ですが、この辺りも古い建物を再利用しているんですよね。
観光名所としておなじみの、
「小樽オルゴール堂本館」
お店については、この歴史を感じるノスタルジックな空間に、25,000点以上もの様々なオルゴールが展示販売されていて有名ですね。
以前もちょっとだけ紹介した事があるのですが、建物には触れていなかったので、改めて紹介すると、ここも小樽市指定歴史的建造物です。
旧共成(株)の建物で、明治45年(1912年)建築の木骨煉瓦造2階建です。
奥はさらに倉庫とつながっています。
現在のオルゴール堂の店内はかなり広いですよね。
いつもの案内板です。
いつものように、この内容を紹介させてもらいます。
『明治24年(1891年)創業の共成(株)は北海道有数の精米、米穀商でした。
メルヘン交差点、かつての有幌倉庫群入口にあたる角地に位置します。
石造の多い小樽では珍しい煉瓦造の建築で、内部に木骨の構造を組んでいます。
壁の褐色の煉瓦、アーチ状窓のキーストーン(要石)や開口部と隅部に積んだコーナーストーンなどが特徴です。
家具店舗を経て、現在はオルゴール専門店に再活用されています。』
ということで、煉瓦造りがちょっと他と違うノスタルジックな雰囲気を出しているんですね。
(以前撮った、冬の小樽オルゴール堂本館)
平成6年、小樽市都市景観賞を受賞しています。
ちなみに、この小樽市都市景観賞とは、小樽市ホームページより引用させてもらうと、
『小樽市都市景観賞は、小樽の歴史と風土に調和した都市景観をつくり出している建築物やイベントなどを表彰することにより、都市環境の向上とまちづくりへの皆様の関心を高めていただくため、昭和63年に設けられました。
都市景観の形成に寄与している建築物やイベントなどを行っている個人・団体に小樽市都市景観賞を、小樽市都市景観賞に準じるもので、良好な都市景観形成への積極的な姿勢と努力が認められた個人・団体には都市景観奨励賞を贈呈しています。』
(小樽市ホームページより引用)
とのことです。
確かに、この歴史を感じさせる建物の前で、観光客の皆さんもよくカメラを構えてます。
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