銀の鐘/旧中越銀行小樽支店
メルヘン交差点周辺の主に建物についてを、続けて紹介しようと思います。
前回、「小樽オルゴール堂本館/旧共成(株)」について紹介しましたが、交差点をはさんで対する位置にあるのが、
「銀の鐘1号館」
ここも観光スポットとして人気の場所ですね。
(1号館というくらいですから、他にも幾つか建物があります)
この「銀の鐘1号館」は、手作り洋菓子のお店で、ソフトクリームなんかも人気です。
1Fはお菓子販売店・菓子工房。
2Fは喫茶。3Fは喫茶と ラベンダーガーデン。
で、この建物ですが、ここも小樽市指定歴史的建造物です。
「旧中越銀行小樽支店」
大正13年(1924年)建築の鉄筋コンクリート造2階建。
いつもの案内板です。
いつものように、この内容を紹介させてもらいます。
『創建の頃、この周辺は入船川の河口(現在は暗きょ)であり、海側に船入澗(ふないりま)が開け、複数の道路が交わり、交通の要になっていました。
昭和18年(1943年)に合併して北陸銀行となり、昭和38年(1963年)に南小樽支店に改称されています。
外壁はモルタル仕上げで、2階窓列の壁に褐色のタイルを張り、その上に雷文(らいもん)の模様を一列に並べてアクセントをつけています。』
ということです。
北陸銀行の名残が奥の通用口にありました。
ここは、何だか当たり前のように、この建物が店舗として使われているのがいいですね。
《関連記事》
・メルヘン交差点
・人のいないメルヘン交差点
《補足》
店の入り口の横に鐘が飾ってありますが、「銀の鐘」という店名の由来について補足です。
ホームページに記載がありました。
(以下、「銀の鐘」ホームページより引用)
『北海道で初めて列車が開通した小樽。
当時、手宮線の各駅で実際に使われていた鐘が「開拓の鐘」として、現在でも南小樽駅に展示されています。
当時の冬は今よりも長く厳しく、街も港も鉄道も全てが雪に覆われていました。
そんな中でも、この「開拓の鐘」だけは、雪の輝きを受け、まるで"銀の鐘"のように輝いていました。
「どんな時でも輝きを忘れない」そんな思いを込め、『銀の鐘』と名づけました。』
現在も南小樽駅にある「開拓の鐘」についてはこちらの記事をどうぞ。
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