旧岡川薬局
市の中心部からちょっと離れたところにも、何気なく歴史的建造物があったりします。
ここは、国道5号線を札幌方面に向かい、奥沢十字街を海方向に行くと道路沿いにあります。
「旧岡川薬局」
小樽市指定歴史的建造物です。
昭和5年(1930年)建築の木造3階建。
いつもの案内板です。
いつものように、この内容を紹介します。
『岡川薬局は、小樽で有数の「薬種売薬」の老舗です。
本薬局は信香町から奥沢につながる道路に面して建ち、この辺りは小樽の市街地として早くから開かれたところです。
木造モルタル塗り2階建てに、マンサード屋根(2重勾配の屋根)をかけ、ドーマ窓(屋根窓)を設けて屋根裏も使用しています。
工期2年のうち基礎工事に1年をかけたと伝えられ、昭和初期の代表的な木造商店建築といえます。』
とのことです。
ただし、ここは現在、
『(食)べれて、(借)りれて、(泊)まれる、まちの縁側。』
のキャッチコピーで再活用されています。
ここに入っている「Cafe White」では、詳しくは分からないのですが、元々のドリンクやカレーメニューの他、出店者を募って、そのメニューが追加されていく仕組みのようです。
ちなみに、現在は、
「(仮)小樽カリー部」というところが4月末(2011年)までの期間限定カレーをだしているようですよ。
お店の前で、カレーのいい香りがしていました。
今回は行けなかったのですが、期間内に食べてみたいですね。
その他、フリースペースもありイベントも色々やっているようですし、ゲストハウスもあるようです。
歴史的建造物の再活用は大変でしょうけど、素晴らしい事ですよね。
もっと詳しく知りたくなりました。
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