スキーの思い出話〈中編〉
私自身、スキーから随分と遠ざかっていたのですが(今回十数年ぶりに行きましたから)、その間に道具も随分と変わりましたね。
当然、子供の頃と比べると、もっと劇的に変わっていますよね。
昔、小学生の頃、こんなフレーズ(歌)がありました。
『単板、エジなし、カンダハー。およびガッチャキストック、こげ帽子』
これ、当時の子供のスキーの格好を表したものです。
ひょっとしたら、あまり良い使われ方ではなく、道具を買えない子供達をからかった言葉だったかもしれません。
ただ、当時はほとんどの子供が、まさにこんな出で立ちでしたからね。
実際、私もそうでしたし。
「単板」とは、そのまま、板1枚からなるスキーですね。
「エジなし」とは、エッジが無い事。
「カンダハー」とは、昔は一般的だった金具(ビンディング)のこと。ワイヤーでかかと部分を引っ掛けて、前で止めるので、かかとが上がります。
「ガッチャキストック」とは、ぼろいストック(ポール)のこと。
「こげ帽子」は、なんで焦げた帽子なのか分からないですが、ストーブの前で雪まみれの帽子を乾かすのに、近づけすぎて焦げちゃったんでしょうかね。
ただ、この頃から、スキー用具がもの凄く変化していったと思います。
スキー靴はゴム製からプラスチック製が出てた時期で、スキー板も材質が合板からメタルスキーやグラスファィバー・スキー等が一般的になってきたり、ビンディングもどんどん新しいのが出てきていました。
安いものではなかったので、親は大変だったと思います。
現在でこそ、スキー人口は減っているものの、当時は冬といえば、皆が当然のようにスキーをしていましたからね。
つづく
《ブログ内の関連記事》
・スキーの思い出話〈前編〉
・スキーの思い出話〈後編〉
スポンサーリンク
| 固定リンク
「 小樽でスキー」カテゴリの記事
- 第67回小樽小学生アルペンスキー大会が小樽天狗山スキー場で2月25日に開催されました(2018.02.27)
- 小樽天狗山スキー場の山頂ファミリーコースの様子【動画】(2017.03.16)
- 晴れた日の小樽天狗山スキー場へ〜ゲレンデや山頂からの風景(2017.03.15)
- 第66回小樽小学生アルペンスキー大会が小樽天狗山スキー場で2月26日に開催されました(2017.02.26)
- 潮見台シャンツェにジャンプ大会を見に行ってきました(2016.03.21)
コメント