こんな所にお稲荷さん〜入船陸橋下の末広稲荷
昔から気になる稲荷神社がありました。
南樽駅から坂道を下りていき、バス通りに出て左を見ると、JRの入船陸橋があります。
その下にひっそりと小さな神社が佇んでいます。
「末広稲荷」です。
この辺り、入船町はよくバスで通るのですが、バスの車内からいつも見てたんですよね。
そこには、由緒を記した立て札があり、今回初めて読んでみました。
それによると。
末広稲荷は、小樽の有名な侠客(きょうかく)であった末広こと鈴木吉五郎が明治17年に京都伏見稲荷から分霊し祀ったもので、祭神は五穀を司り衣食住を安定する保食神(うけもちのかみ)だそうです。
(何だか、難しいですね…)
昔、入船界隈は花街として賑わっていたようで、末広稲荷も花柳界に働く人たちの信仰を広く集めていたとの事。
現在は、ご近所の有志の皆さんが保存会をつくって維持管理をしているそうです。
特に有名ではないのですが、何だかちょっと歴史を感じさせてくれるお稲荷さんです。
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コメント
そうです ここです!
ここは、何を隠そう私の地元でした。
このお宮には、昔、宮守のおばあさんが住んでいたのです。
不気味で近寄れる雰囲気ではありませんでした。
夜になると、お宮の中にボウっと灯りがともり、ゾクっとする感じでした。
こんな歴史があったなんて、初めてしりました。入船町は花街だったんですか。勉強になりました。
投稿: はは | 2011年6月13日 (月) 09時13分
ははさん、こんにちは。
ここが地元ですか!
そういえば、亀十パンとかとても詳しいですものね。
私も立て札を読んで、初めてここの歴史について知りました。
それにしても、宮守のおばあさんが住んでいたとはビックリです。
夜はかなり怖そう…。
投稿: 小梅太郎 | 2011年6月13日 (月) 12時51分