冬の旧寿原邸
先日、水天宮に行った話を書きましたが、その水天宮へ向かう石段を上った道を左に曲がると、小樽市指定歴史的建造物の旧寿原(すはら)邸があります。(水天宮の記事はこちら)
大正元年(1912年)建築の木造2階建の邸宅です。
いつもの案内板です。
この案内板などの資料を要約すると、
この建物は、小樽を代表する実業家寿原家の邸宅で、創建者は、「小豆将軍」として著名な雑穀商高橋直治とされているそうです。
水天宮の北側、急な傾斜地に建てられ、主屋から上手に2つの接客棟を連ねているとのこと、です。
正直にいいますと、あまりの古さに、建物として、よくちゃんと保存されてきたものだと驚きました。
残念ながら、冬の時期は閉館していて中には入れませんでしたが、その外観を見ているだけで、当時が偲ばれます。
何せ、雪もあり、人影がまったくなく、辺りがシーンとしていたもので…。
案内板には庭園についても書いてあり、
『庭園は、斜面を三段に地割りし、上段には和室に面して池を配した日本庭園があり、中段には洋間に六角雪見灯籠を配し、下段では小樽港を見下ろすことができます。』
とあります。が、今回は中に入れず、更に今回の写真では、歴史的貴重さがさっぱり伝わらないので、今度、中に入ることができたら改めて報告することにします。
(入館料は無料です)
※平成25年から旧寿原邸の一般開放は休止してます(追記 2017.9.29)。
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