
今年(2025年)も祝津の前浜を会場に、6月7日(土)・8日(日)の2日間の日程で「おたる祝津にしん・おタテ祭り」が開催されています。
イベントは両日10:00〜16:00までの開催で、今回もおたる水族館の駐車場が無料開放されています(これがありがたいんですよね。ただし時間によっては混雑が予想されます)。
例年この時期開催されていた「おたる祝津にしん群来祭り」が、2022年9月に初開催した「おタテ祭り」と統合して、2023年から「おたる祝津にしん・おタテ祭り」となったんですよね(祝津産ホタテを“おタテ”とネーミングしてブランド化を目指してます)。
なので「おたる祝津にしん・おタテ祭り」としては今年で3回目なのですが、もともと両イベントとも人気があったので、統合後もとても人気のイベントとなっています。

初日は風が強くて日中にちょっと雨が降ったりしたのですが、午後の遅い時間にちょっとだけ様子を見に行ってきました。
以前、おタテ祭りの際に祝津への道が大渋滞になったことがあったのですが、この日は午後の遅い時間ということもあってか、道は空いていて無料の駐車場も問題なく停められました。
では、おたる祝津にしん・おタテ祭りの様子をちょっとだけ。
今回も賑わってますね。


イベント内容の詳細については、おたる祝津たなげ会のサイト内で紹介されてますので参考まで。
※「おたる祝津にしん・おタテ祭り2025」の詳細です | おたる祝津たなげ会
ここでもざっと紹介すると、まずはイベントの目玉といえるニシン焼き1000尾(各日500尾)が昨年同様1尾300円で、11:30/12:30/13:30/14:30の各1時間前から本部テントで先着順に整理券を販売しています。
(焼台で自分で焼きます。こめんなさい、ニシン焼きの写真がないです)

整理券不要の有料にしんコーナー(特大サイズ1尾600円)もあります。
今年はニシンは不漁だったんですよね。事前のニュースによると、それでも価格を据え置きで数を揃えたそうです。
そして、炭火焼きおタテは各日2000個を1個300円で提供。中学生以下の子ども対象の祝津おタテくじ(1回500円)というのも開催してます。
初日にはオープニングセレモニーがあって、その後にニシン幼魚放流式があったそうです。
その他、会場では祝津海産市場即売会、小樽産塩かずのこつかみ取り(1回1,000円))、おタテ稚貝・カレイの詰め放題(1回500円)、浜の直営売店(シーフードビアガーデン)、プチ群来太郎丼(400円/各日限定300食)、ホテルノイシュロス小樽提供のしりべしコトリアード(700円/各日限定150食)などなど、美味しいイベントが目白押しです。








その他、キッチンカーが8店ずらりと並んでました。

いや〜、美味しいものが大集合していますね。あっ、もちろん食材の持ち込みは禁止です。
また、会場ではホタテ釣り体験、イソガニ釣り体験、ホタテ食育体験、海辺の工作体験なんかも開催されてましたよ。
イベントの2日間は、高台の上に建つ北海道有形文化財の小樽市鰊御殿(旧田中家住宅)が入場無料で「北前船がつないだ小樽の日本遺産パネル展」を開催してます。開館時間は9:00~17:00です。

これ、例年イベント期間中は入場無料になってるんですが、昨年は建物前の一部で起きた土砂崩れのために休館になってたんですよね。

そして、小樽市都市景観賞受賞建築物の茨木家中出張番屋が今年も無料公開となっています。開館時間は10:00〜16:00まで。
また、小樽市鰊御殿のさらに上の高台に建つ日和山灯台が、今年もイベントの2日間限定で無料で一般公開されています。時間は10:00〜15:00までです。
日和山灯台内部の一般公開は、例年このイベント時を含めて年に1、2回の貴重な機会です。

ということで、祝津の前浜で開催しているおたる祝津にしん・おタテ祭りの様子をちょっとだけお伝えしましたが、みなさん、美味しそうにイベントを楽しんでいました。
この投稿を書いている時点で、残すは最終日の6月8日(日)ですが、天気が良いといいですね。

※「おたる祝津にしん・おタテ祭り2025」の詳細です | おたる祝津たなげ会
※参考
・2025年6月2日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
・おたる祝津にしん・おタテ祭り2025(小樽ジャーナル)
【関連記事】
※昨年(2024年)の記事から。
・「おたる祝津にしん・おタテ祭り2024」が今年も祝津の前浜で6月1日・2日の2日間で開催
・祝津の高台に建つ日和山灯台の内部が6月1日・2日に一般公開されました(2024年度)【動画追記】
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