塩谷の歴史的建造物でもある徳源寺で「お寺deマルシェ」が9月14日に開催(イベントは終了してます)
塩谷の小樽市指定歴史的建造物でもある徳源寺で、2024年9月14日(土)にちょっと気になるイベント「お寺deマルシェ」が開催されました(イベントは終了しています)。
お寺に気軽に足を運ぶきっかけになればと、徳源寺によって企画されたこのイベント「お寺deマルシェ」は、実は昨年(2023年)8月に初開催されて、これが3回目の開催なんですね。
ということで、私も前から気になっていたのですが、今回初めて、ちょっとだけお邪魔することができました。開催時間は10:00〜16:00でした。
お寺に着くと、境内にはキッチンカーと野菜販売やタイ料理、新鮮平飼い卵などのお店が出店してました。
お寺の建物内にも入ることができて、玄関から大広間では雑貨、焼き菓子、地元の加工食品など、いろんなジャンルの販売がありました。
私が行ったのは午後の遅めの時間で、昼過ぎの賑わいが一段落したところとのことでしたが、地元の方中心にたくさんの方が訪れたようで、私が行った時もまだまだ子供たちもたくさんいて、来場者で賑わってましたよ。
本堂ではヨガや体操、坐禅、子ども向けの体験イベントもあったそうです。
本堂と左手に並ぶ龍神堂には本堂からそのまま行くことができるのですが、そこには日本遺産「北前船寄港地・船主集落」の構成文化財の一つでもある、航海の安全を祈願して北前船主や船乗りたちから奉納された「船絵馬」が3面納められていて、今回はこの龍神堂の船絵馬も公開されていました。
船絵馬は実はまだ実物を見たことがなかったので、これもまた楽しみにしていたんですよね。
今回はすぐ近くの明治宮鹽谷神社(塩谷神社)とコラボという形もとっていて、私は参加できなかったのですが、小樽商大の高野宏康先生による講演会「北前船と明治宮鹽谷神社」がそちらであったそうです。
ちなみに、徳源寺は本堂が明治30年(1897年)建築の小樽市指定歴史的建造物で、境内には小樽市の保存樹木にも指定されている大きなクロマツとイチョウの木が3本ずつあって、本堂前左のイチョウは2本が途中で幹が合体するという珍しい状態になっています。
ということで、ちょっと珍しいイベント、塩谷の徳源寺で開催された「お寺deマルシェ」の様子でしたが、こういうイベントがあると、歴史あるお寺もなんだか身近に感じられますね。
※Instagram:お寺deマルシェ(@otera.de.marche)
※曹洞宗徳源寺 | 【公式】ホームページ
※小樽市指定歴史的建造物 第59号 徳源寺本堂 | 小樽市
※保存樹木等の指定一覧 | 小樽市
※ストーリーの概要と構成文化財(北前船) | 小樽市
※関連ニュース:2024年9月12日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
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