昨年、初栽培した中でもかなり印象的だった「紫花豆」について、勝手に反省会中です。
前回、定植までを反省したので、今回はその後の生長の様子です。
紫花豆の草勢はもの凄く強い
定植後は特別なことをするでもなく、通常の豆類と同じように(といっても、何が通常か分かりませんが)肥料と水をあげていただけなのですが、双葉の間からニョキニョキっとツルが伸びてきて、

(写真は2012年6月17日の日記「今日は雨模様、第3ミニミニ畑の様子」より)
その後も順調に育ち、7月4日には初お目見えとなる、紫花豆のオレンジ色の綺麗な花が咲きました。

(写真は2012年7月4日の日記「紫花豆の蔓の行き先と、花が咲きました」より)
そうなんです、紫花豆の花は鮮やかなオレンジ色の花で、昔はこの花の観賞用に栽培されていたそうで、花豆という名前もそこからきているそうです。

(写真は2012年7月12日の日記「紫花豆の蔓の行き先は屋根まで」より)
途中、アブラムシの発生等もありましたが、アルミホイルを敷いてみたり、木酢液を散布したり、オーソドックスに水攻撃をしたりと、何とか対応しました。
実はこの頃、親ヅルの摘心とかしていたのですが、あちこちから伸びてくる子ヅルを追いかけきれず、そのうち“まあ、いいか〜”状態になってしまったんです(^-^;

(写真は2012年7月12日の日記「紫花豆の蔓の行き先は屋根まで」より)
しまいには屋根まで届く勢いで(って結局届くのですが)、更にヒモを張って屋根まで誘引しました。


(写真は2012年7月20日の日記「紫花豆にミニミニ莢がつきました」より)
それにしても、この後もとにかく草勢が凄くで、ツルもぐんぐん延びていきました。

(写真は2012年7月29日の日記「紫花豆の莢が大きくなってきました」より)
が、果たしてこれで良かったのかどうか…
紫花豆の草勢が強すぎて莢が育たない?
それで、花の後の莢はどうなったかと言うと、

(写真は2012年7月29日の日記「紫花豆の莢が大きくなってきました」より)
この段階では、次から次へと、ミニミニの莢がつくんです。
ただし、その莢が育たないんですよね〜
小さいうちから朽ちてしまうものがほとんどで、なかなか大きくならないんです。

(写真は2012年8月10日の日記「順調に見えて、なかなか莢が大きくならない紫花豆」より)
そうこう言っているうちにも、紫花豆の株はどんどん大きくなって、とにかく生い茂ってしまい、ほとんど手がつけられない状態(^-^;

(写真は2012年9月6日の日記「ちょっとですが紫花豆を収穫」より)
上の写真は壁ぎわの第3ミニミニ畑の様子ですが,もう一株の第2ミニミニ畑の一角に植えたものも同様で、周囲の作物に絡みまくってました(゚ー゚;

(写真は2012年9月26日の日記「紫花豆は茂り過ぎ」より)
結果的には、このような草勢が強い状態が終盤まで続き、ほとんどの莢が枯れ落ちてしまい、何とか残った莢の中の豆もなかなか大きく育たなかったんですよね。
原因がはっきりと分かっているわけではないのですが、これはどうみても草勢が強すぎですよね。
つまり、整枝、剪定不足ですね。
花もつけ過ぎだったかもしれません。
そのために莢に、そしてその後の莢の中の豆まで養分が届かなかったのでは、と思っています。
《追記 2013.5.7》
コメントで重要なアドバイスをいただきました。
枝葉が伸び過ぎて実が入らないのは、肥料の窒素成分の効きすぎでは、とのこと。
なるほど〜!窒素か〜!
肥料関係が今ひとつ苦手な私としては、是非これを参考に、次回は肥料にも気をつけたいと思います。
アドバイス、ありがとうございます。
収穫までを見込んだ栽培を考えないと
どんどん生長して、綺麗な花がたくさんついて、ただただそれを喜んでいたのですが、その時にきちんと摘心なり摘花なりの対処をしておかないとダメだったんですよね。
もちろん、これだけ大きく育つのですから、それ相応の追肥も必要だったかもしれません。
(今思うと肥料は少なかったかも)
株を育てること自体はそれほど手間ではないかもしれないです。
ただ、実入りを期待するには、それなりの手間をかけないといけないというのは、なにも紫花豆に限ったことではないですよね。

(写真は2012年8月10日の日記「順調に見えて、なかなか莢が大きくならない紫花豆」より)
収穫までを見込んだ栽培を考えないと、途中の元気な様子で喜んでいるようではダメでしたね。
ということで、生長の様子はここまでです。
結局ほとんど収穫はできなかったのですが、次回は実際の莢の中がどうなっていたかです。
そんな中でも、幾つかは莢が大きく育っていたんです。

(写真は2012年10月11日の日記「紫花豆がまだ枯れずに元気です」より)
まあ、高級豆の紫花豆ですから、そんなに簡単には栽培できないということか…
と、勝手に反省会です。
【関連記事】
「勝手に反省会(2012年度分)〜紫花豆の栽培記録【紫花豆についてと定植まで】」

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