2023年12月10日 (日)

都通りに寿司屋「SUSHI BAR」が12月5日にオープンしてます(まだ行ってませんが…)

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都通りの中央通り側から入ってすぐの左に、その名も「SUSHI BAR」というお寿司屋さんが、2023年12月5日(火)にオープンしてます。

お店にはまだ行ってはいないのですが、実は少し前に店内でなにやら工事をしているのを目にしていて、それは、この新店オープンのためだったのですね。

ここは以前、PERTICA(ペルティカ)という昼はサンドイッチ、夜はダイニングバーのお店だったのですが、あれ?閉店したということかな(すいません、ペルティカについては詳細未確認です)。お店の外観の雰囲気はあまり変わってないですね。

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名前そのまま寿司バーということで、寿司と日本酒などのアルコール類を楽しめるお店とのことです。

そういえば、都通りに寿司屋ってないようですね。気軽に入れるお店を目指しているそうで、賑わうといいですね。

【店舗情報】(お店情報は2023年12月時点でのものです)
営業時間:11:00~22:00(ラストオーダー21:00)
定休日:月曜日 
※食べログ情報:SUSHI BAR

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小樽都通り商店街HP 【公式】

※中央通り沿いのぱんじゅう店「正福屋」によるYouTubeチャンネルにて、ここ「SUSHI BAR」が紹介されているので掲載しますね。

【関連記事】
都通りに「PERTICA(ペルティカ)」という昼はサンドイッチ、夜はダイニングバーのお店がオープン(まだ行ってませんが…)

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2023年12月 9日 (土)

都通りのパチンコ店「BUDO-KAN9番街」が2023年12月17日をもって閉店【情報提供】

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都通りにあるパチンコ店「BUDO-KAN(ブドーカン)9番街」が、2023年12月17日(日)をもって閉店するとのことです。

閉店情報は読者さんからいただきました。ありがとうございました。

入り口などの店頭には閉店のお知らせはありませんでしたが、店内やパチンコ店情報サイトに掲載があり、施設老朽化のため閉店とのことです。

※参照サイト
BUDO-KAN9番街 | 小樽市 小樽駅 | パチンコ・パチスロ店舗情報
北海道小樽市のパチンコホール『BUDO-KAN9番街』が12月17日を以って閉店に、施設の老朽化に伴い | パチンコ・パチスロ業界のニュースサイト「パチンコ・パチスロ情報島」

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都通り内のパチンコ店ということで、かなり大きな施設ですので、閉店後にどうなるのかも気になるところです。

※情報提供をどうもありがとうございました。

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※参考:BUDO-KAN9番街

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2023年12月 8日 (金)

ニュースより/全国市区町村魅力度ランキングで小樽は順位を落として8位でした(地域ブランド調査2023)

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2ヶ月前のニュースからですいませんが、今年もブランド総合研究所(東京)による第18回「地域ブランド調査2023」の全国市区町村魅力度ランキングの発表がありましたね(2023年10月に発表)。

毎年小樽の順位をチェックして、ブログにも掲載していのたですが、ちょっとタイミングを逃してしまいました。で、今年の小樽は8位でした。
※参照:地域ブランド調査2023 市区町村の魅力度等調査結果|地域ブランドNEWS

小樽は昨年は5位で、ここ数年は4位〜5位という順位だったのですが、下がりましたね。今年は魅力度ランキングについて、なんだかあまり地元のニュースなどにも話題になってなかった気がするのですが、順位が下がったからかな。

今年の1位から10位は次のようになってます。()内は2022年の順位です。
1.札幌市 (1)
2.京都市 (2)
3.函館市 (3)
4.金沢市 (8)
5.鎌倉市 (7)
6.神戸市 (6)
7.横浜市 (4)
8.小樽市 (5)
9.那覇市 (9)
10.軽井沢町 (12)

順位が下がったといっても、小樽という小さな街が、他のネームバリューがものすごい有名都市に混ざって全国で10位以内に入っているというのも、考えてみたらすごい(不思議?)ですよね。

というか、なんだかこちらの方がしっくりくる順位のような^^; 正直に言いますと、これまで神戸や鎌倉、時には横浜より順位が上というのも、ちょっといきすぎかなと…

札幌市が3年連続の1位とのことですが、例年、京都と函館と合わせた3都市で、上位を競っている感じですね。

ちなみに今年、市区町村で最も魅力度の点数が上昇したのは北海道の北広島市だそうで(順位は前年474位から289位)、やはり北海道ボールパークFビレッジが開業したことによるようですね。

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2006年にスタートしたこの調査は、今回の「地域ブランド調査2023」で18回目で、調査はインターネットで6〜7月に実施。都道府県と市区町村の魅力度等調査を行っていて、47都道府県と1000市区町村を対象に、認知度や魅力度、イメージなど全89項目を尋ねています。本年は全国の消費者34,117人から有効回答を得たそうです。

※地域ブランド調査2022特設HP:地域ブランド調査2023|地域ブランドNEWS

ちなみに都道府県魅力度ランキングでは、北海道が15年連続1位ですが、点数は減少傾向だそうです。以下、2位は京都府、3位が沖縄県と順位は昨年と同じになっています。
地域ブランド調査2023 都道府県の魅力度等調査結果|地域ブランドNEWS

今回は順位を下げましたが、それでも全国で8位です。あくまで、民間のシンクタンクによるひとつの調査結果なので、これに対して一喜一憂するものでもないですが、ひとつの指標となりますし、やっぱり魅力があるといってもらえるのは、関係者にとっては励みになるでしょうし、一般市民としても嬉しいものですよね。

小樽市は今、人口の急激な減少や高齢化という問題もあり、街としての現実はなかなか厳しいものもあるのですが、観光の街・小樽として、小樽に来てもらった時に、楽しんでもらって、また来たいと思ってもらえるように、常に魅力的な街でありたいですね。

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地域ブランド調査2023|地域ブランドNEWS
ブランド総合研究所 ホームページ

※参考:地域の魅力度ランキング2023、観光意欲度は7県が順位上昇、都道府県トップは北海道が15年連続|トラベルボイス(観光産業ニュース)

【関連記事】
※昨年の記事です。
ニュースより/全国市区町村魅力度ランキングで小樽は5位(地域ブランド調査2022)

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2023年12月 7日 (木)

花園の嵐山通り沿いに建つ嵐山ビルは料亭「旧松島屋」の建物〜小樽チャンネルマガジン2023年10月号「小樽れっけん」より

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花園の飲み屋が集まる嵐山通り沿いに、以前から気になる建物があるんです。

嵐山通りの途中にあるその建物は「嵐山ビル」という建物で、一見、複数の飲食店が入る、この一帯によくある雑居ビルのように見えるのですが、見上げると、なんだか正面の建物外観とは似つかわしくない、和風の趣ある屋根が見えるんです。

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建物横にはなんとも味わい深い、お店の名前が並ぶ門というかアーチというかがあり、そこから建物の横の小路に入っていきます。

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(このアーチが本当に渋い)
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すると、その横の小路沿いに嵐山ビルに入るお店が並んでいて、これまたなんとも渋い光景なのですが、ここでも見上げると、窓が印象的な木造のとても味わい深い作りの建物の様子を見ることができ、なるほど、これが先ほど正面から見た和風の屋根とつながる建物部分になるんですね。

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で、この建物は元々なんだったんだろうと思っていたら、これ、かつては「松島屋」という老舗の料亭だったそうで、このことはつい最近知ることができたんです。

それは、私も連載を持たせてもらっている月刊フリーペーパー「小樽チャンネルマガジン2023年10月号(Vol.95)」(編集発行:株式会社K2)内の「小樽れっけん」という連載コーナーで、「旧松島屋(嵐山ビル)」として紹介されていました。

もう、この記事を見たときはびっくりしましたが、この「小樽れっけん」は小樽商科大学の高野宏康さん(小樽商科大学グローカル戦略推進センター学術研究員)によるもので、建物の歴史的背景や関わった人物などについて、丁寧な取材に基づいて興味深く紹介されていて、とても面白くて私も毎回楽しみに、そして、参考にさせていただいているんです。

で、せっかくですので、この旧松島屋(嵐山ビル)の建物について、小樽チャンネルマガジンの小樽れっけんの記事を参照させていただき、紹介しようと思います(内容はほぼ要約となるのでご了承を)。

※小樽チャンネルマガジン「小樽れっけん」旧松島屋(嵐山ビル)の記事はこちらで読めます。
小樽チャンネルマガジン2023年10月号

旧松島屋(嵐山ビル)

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嵐山通り沿いの現在、嵐山ビルという名称の建物は、明治末期から昭和初期まで営業していた料亭「松島屋」を改装したものだそうです。

松島屋は明治40年頃、宮城県石巻市渡波町から小樽へ来た阿部嘉蔵が開業した料亭で、当時は有力な老舗料亭だったそうです。その頃、小樽にはとても多くの料亭があったんですよね。

松島屋はうなぎ料理が名物だったそうで、私は知らないのですが、小樽を代表するうなぎ料理店として有名だった「新松島」は系列のお店だったそうです(松島屋2代目を継いだ嘉蔵の次男・藤作の兄・市蔵の息子・阿部源市が経営)。

昭和11年に、現在見られる木造の建物を新築。当時小樽は木材が豊富で、松島屋の新築にあたっても、数々の銘木が惜しみなく使用されているそうです。

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昭和28年に女将を務めていた2代目藤作の妻・きゑが亡くなると、長女・精子が女将を継ぎます。その後、昭和31年に松島屋は閉店したとのことです。

昭和38年に市内の家具店・渡部商店が松島屋の建物を購入して店舗として活用。家具店時代は1階のみを改装して使用していたそうです。

昭和51年に前面のみを雑居ビル風に改装して「嵐山ビル」と命名し、1階全体を飲み屋、2階を家具店の倉庫としたそうで、1990年代はじめ頃には12軒ほどのテナントが入って賑わっていたそうですよ。

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建物の反対側は、JRの高架沿いの通りに面してます。

(旧花園高架下商店街の建物が解体されため、反対側から建物裏側を眺めてみました)
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こちらは近くの歩道橋の上から。和風の屋根だけが見えます。
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かつて小樽にあった料亭は、昭和初期には次々と閉店していったとのことで、小樽の料亭建築といえば、海陽亭(旧魁陽亭)や旧光亭が知られてますが、この繁華街の中にひっそりと残る旧松島屋の建物も、小樽の料亭の繁栄を今に伝える、貴重な歴史的建造物なんですね。

※参照:小樽チャンネルマガジン2023年10月号(小樽れっけん「旧松島屋(嵐山ビル)」)

おわりに

いや〜、ということで、気になっていた嵐山通りの嵐山ビルが、かつて松島屋という料亭の建物だったということを知ることができました。

こういったところに、歴史的にも貴重な建物が現役で残っているというのも、小樽らしいかもしれませんね。

※高野先生、今回もとても深い取材で、貴重な情報をどうもありがとうございました。

※ちなみに嵐山通りは、山側は国道5号線を越えて、その先の小樽図書館まで続く通りになります。

小樽のフリーペーパー「小樽チャンネルマガジン」 | 小樽チャンネル

【関連記事】
旧魁陽亭の歴史と遺産を紹介する冊子「旧魁陽亭-北海道を代表する老舗料亭-」〜小樽商科大学と建物所有者による共同研究
格調高い和風建築が目を引く東雲町の旧光亭(現 罐友倶楽部)の建物は小樽市指定歴史的建造物です
建物の解体工事中の旧花園高架下商店街はすでに橋脚が並ぶだけの姿になってました

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2023年12月 6日 (水)

ニュースより/小樽市の2023年度(令和5年度)上期の観光客数は364万9,400人で対前年度比176%。コロナ禍前の9割ほどに回復

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小樽市から11月30日に、2023年度(令和5年度)上期(4~9月)の観光客数が、364万9,400人となり、対前年度比157万5,900人増の176.0%となったという発表がありました。

※小樽市からの発表は、小樽市HP内の「令和5年度【上期】小樽市観光入込客数の概要 | 小樽市」に詳細が掲載されています。
※参照ニュース:2023年12月1日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

それでは、市の発表やニュースを参照して、少しその内容を見ていきたいと思います(写真は2023年夏)

小樽市の2023年度(令和5年度)【上期】観光客数概要

2023年度(令和5年度)上期の観光客数が364万9,400人で、対前年度比176.0%ということですが、コロナ禍での落ち込みが極端だったので、前年度比で回復の様子が伺えるのですが、やはりコロナ禍前と比べてどうなったかも気になるところですよね。

300万人台は4年ぶりとのことですが、4年前というのがコロナ禍前の2019年(令和元年)なんですよね。その2019年(令和元年)上期は396万9,700人とのことで、比べると91.9%で数字的にはかなり回復していることが伺えますね。

状況的には、長いコロナ禍から徐々に日常が戻り、それは観光にも現れているようで、令和4年10月に新型コロナウイルス感染症に係る水際措置が大幅緩和され、今年4月には終了し、それにより円安傾向も相まって海外からの観光客がかなり回復しているとのことです。

加えて、今年(令和5年)5月には新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置付けられるなど、国内旅行需要も回復基調にあるとのことなんですね。

※以下、「対令和元年度比」がコロナ禍前との比較になります。

具体的な内容として、道外・道内客数では、道外客数は対前年度比158.4%の163万3,300人となり、コロナ禍前の対令和元年度比89.0%、 道内客数は対前年度比193.4%の201万6,100人で、対令和元年度比94.5%の水準となっています。

宿泊客数は対前年度比131.8%の48万9,500人で、対令和元年度比でも105.8%と増えてるんですね。この宿泊客数は1963年(昭和38年)の統計開始以降最多だそうです。

この原因としては、ニュースによると訪日外国人客の回復に加えて、宿泊施設の増加したことが主な要因とみているようで、小樽では最近、OMO5小樽やグリッズプレミアムホテル小樽など複数ホテルの開業がありましたからね(宿泊需要自体も増えてきてるんですね)。

ちなみに、外国人宿泊客数は対前年度比7078.7%の8万4,591人ということで(約71倍)、そもそも水際対策緩和前の数字と比較してもあまり意味がないかもしれませんが、コロナ禍前の対令和元年度比でも91.3%の水準に回復しているんですね。

ただ、まだ中国からの宿泊客数はコロナ禍前の3割程度とのことで、それを考えると、今後も伸び代があるということなんですね。

その他、修学旅行で小樽に宿泊した学校は25校減の87校で、対前年度比89.5%と減少したものの、対令和元年度比では120.6%と増加しているそうです。ニュースによると昨年が例外的に海外から国内の小樽に切り替えた学校があったそうで、昨年のニュースを見ると、白老町の民族共生象徴空間「ウポポイ」と小樽をセットにした事例が多かったとか。

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それぞれの詳しい数値は小樽市のHPに掲載されていて、昨年(令和4年度)とコロナ禍前の令和元年度と比較してくれているので、はっきりいって、そちらを見てもらった方が早いかもしれませんので(^^;;、興味のある方は見てみてください。
令和5年度【上期】小樽市観光入込客数の概要 | 小樽市

ということで、小樽に観光客が戻ってきてくれてますね。確かに、街を歩いていると、以前のような多くの観光客の姿を、また当たり前のように見るようになりました。嬉しいことですね。

以上、小樽市の2023年度(令和5年度)上期の観光客数についてでした。

【関連記事】
ニュースより/小樽市の2022年度(令和4年度)観光客数は406万5,000人で対前年度比152.9%%と回復傾向もコロナ禍前の6割ほど
ニュースより/小樽市の2022年度(令和4年度)上期の観光客数は207万3,500人で前年度から回復傾向

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2023年12月 4日 (月)

ニュースより/第25回小樽市都市景観賞に「OMO5小樽 by 星野リゾート」と「住吉神社参道等の整備」

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2023年(令和5年)の第25回小樽市都市景観賞が「OMO5小樽 by 星野リゾート」と「住吉神社参道等の整備」の2件に決定したというニュースがありました。

発表内容は、小樽市HP内にも掲載されています。
第25回 小樽市都市景観賞受賞作品 | 小樽市
※参照ニュース:2023年11月25日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

OMO5小樽 by 星野リゾート
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住吉神社参道等の整備
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1988年(昭和63年)に設けられた都市景観賞は、2001年(平成13年)からは隔年で選定されています。候補を募集して、その中から選考されているんですよね。

周辺景観との調和、単体としての価値、まちなみとしてのデザイン、都市景観形成に対する理解と積極的な取組などを評価し、「小樽の歴史と自然を生かしたまちづくり景観審議会」において選考されます。

今年は令和5年7月1日から8月31日までを募集期間としていて、ニュースによると6件の応募があって、2件が選考対象になっていたそうです。

小樽市都市景観賞の概要について、小樽市HP内に記載されていますので引用しますね。

 小樽市都市景観賞は、小樽の歴史と風土に調和した都市景観をつくり出している建築物やイベントなどを表彰することにより、都市環境の向上とまちづくりへの関心を高めていただくため、昭和63年に創設されました。

 良好な都市景観の形成に寄与している建築物やイベントなどを行っている個人・団体に小樽市都市景観賞を、良好な都市景観形成への積極的な姿勢と努力が認められた個人・団体には、小樽市都市景観賞に準じるものとして、都市景観奨励賞を贈呈しています。

小樽市都市景観賞 | 小樽市

例年、同時に発表される小樽市都市景観奨励賞は、今年はなかったようですね。

今回の受賞した2件について、小樽市HPの記載を引用しつつ、ここでも少し紹介したいと思います。

小樽市都市景観賞 | 小樽市

OMO5小樽 by 星野リゾート

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「OMO5」は、星野リゾートが2022年1月に開業したホテルですが、左の建物が1933年(昭和8年)建築の小樽市指定歴史的建造物でもある3階建ての旧小樽商工会議所の建物を改修して再利用したものなんですよね。

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そして、隣接して新築された7階建ての建物との2棟からなるホテルとなっています。

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以下、小樽市HP内からの引用です。

 昭和8年建築の旧小樽商工会議所は平成21年に本来の役割を終えていたが、未使用ながらも活用を目指して保存されていた。これを改修するとともに、新築棟を併設し、現オーナーにより令和4年にホテルとして再生された。歴史的建造物部分について耐震改修を実施したほか、外観をほぼ変えることのない改修を行い、歴史的建造物を再生させた好例として評価された。
第25回 小樽市都市景観賞受賞作品 | 小樽市

※関連記事:歴史的建造物の旧小樽商工会議所と隣の新築からなる星野リゾートのホテル「OMO(オモ)5小樽」が1月7日オープン!!

住吉神社参道等の整備

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住吉神社では、2018年の鎮座150年にあたって、記念事業として参道の石段や石畳の大規模改修工事を行ったんですよね。急な階段の幅が広がり歩きやすくなったり、玉砂利が石畳になったり、階段の一部にはロードヒーティングが設置されたりしました。

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また、その際には、朱色の鳥居が並ぶ社務所横からの副参道の整備も行われました。

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以下、小樽市HP内からの引用です。

 住吉神社の鎮座150周年記念事業として、平成30年から令和4年にかけて参道の石段及び石畳を整備するとともに、副参道の整備も行われ、参拝する環境が整えられた。また、参道脇の樹木の枝払いにより、参道から海を望む景観と海側から社殿を望む景観が創出された。小樽にとって象徴的な場所である住吉神社を、より親しみやすい場所にしていこうとする姿勢や丁寧な空間づくりが評価された。
第25回 小樽市都市景観賞受賞作品 | 小樽市

※関連記事
住吉神社の境内がすっかり綺麗になってます〜鎮座150年の記念事業による参道の改修工事などが終了
住吉神社の副参道に33基の鳥居が並びました〜鎮座150年の最後の記念事業

おわりに

ということで、先日発表のあった、第25回小樽市都市景観賞受賞の「OMO5小樽 by 星野リゾート」と「住吉神社参道等の整備」の2件についてでした。

ちなみに、小樽市都市景観賞を受賞した物件などには、このようなプレートが掲げられていますので、街を歩いている際に目にしたら、その建物などに注目してみるのもいいかもしれませんね。

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小樽市都市景観賞受賞物件一覧 | 小樽市

【関連記事】
※前回(第24回)の記事です。
第24回小樽市都市景観賞に「UNWIND HOTEL&BAR OTARU」と「小樽運河クルーズ」、奨励賞に「小樽百貨UNGA↑」と「レールカーニバルinおたる」

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2023年12月 3日 (日)

4月いっぱいで閉店した老舗の餅菓子屋「菊原餅菓商」の建物が解体されてます【情報提供】

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今年(2023年)の4月いっぱいで閉店した、奥沢十字街のすぐ近くの国道5号線沿いにあった老舗の餅菓子屋「菊原餅菓商」ですが、その店舗が解体されています。

建物の解体情報は読者さんからいただきました。ありがとうございました。

店舗のあった場所に行ってみると、もうすっかり建物はありませんでした。

(この駐車場の看板の横に建物があったんですよね)
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いや〜、解体作業にも全然気づきませんでした。作業が始まると早いですからね。

もともと隣も、いつからか空き地(駐車場)になってました。

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ちなみに、こちらがかつてあった店舗です。
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この風景が…
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こうなりました。
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この風景が…
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こうなりました。
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ということで、4月いっぱいで閉店した菊原餅菓商の建物が解体されてました。国道5号線沿いのここの風景もなんだか寂しくなってしまいましたね。

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※情報提供をどうもありがとうございました。

【関連記事】
老舗の餅菓子屋「菊原餅菓商」が4月いっぱいで閉店していた!?【情報提供】【追記あり】
看板に「もち専門」/菊原餅菓商

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スーパービバホームウイングベイ小樽店に店舗直結の屋根付き駐車場ができてます

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ウイングベイ小樽に入る大型ホームセンター「スーパービバホームウイングベイ小樽店」に、地上から店舗に直結する屋根付き駐車場(約150台分)ができてます。

しばらく工事をしていたのですが、売り場の4分の1を改装して、この駐車場を整備していたんですよね。で、11月中旬から利用開始しているようです。

建物本体に手を加える大規模工事は、ウイングベイ小樽(前身のマイカル小樽時代を含めて)初とのことです。
※参照ニュース:2023年11月11日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄
1階に屋根付き駐車場が出来ました!|ホームセンター ビバホーム

この駐車場には、JR小樽築港駅側からビバホームに直接入ることができます。Otaru_20231124-154858

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これまでは、ウイングベイ小樽の駐車場、例えば屋上や地下駐車場であればエレベーターなどでの移動が必要で、大きな商品を買った後などは、なかなか大変だったのですが、この駐車場ができたおかげで運搬もすぐですね。

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もちろん、雨が降っていても大丈夫です。

ビバホームの利用客にとっては、とても便利になりましたね。

SVH_ウイングベイ小樽店|ホームセンター ビバホーム DIYからリフォームまで暮らしをもっと快適に!
ウイングベイ小樽TOP

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【関連記事】
ウイングベイ小樽に「スーパービバホーム」オープン(2012年6月の記事)

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2023年12月 2日 (土)

中央バスは2023年12月1日から冬ダイヤに改正してるので、運行便数・運行時刻などの変更に注意です

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毎期のことですが、中央バスは夏と冬にダイヤ改正をしていて、今年も2023年12月1日(金)より冬ダイヤに改正しています。

ただ、今回は事前のニュースでも何度か取り上げられていたのですが、結構な減便があって、普段利用しているバス路線の運行便数や運行時刻などに注意ですね。

中央バスの2023年12月1日からの冬ダイヤ改正内容については、中央バスのサイトのこちらから確認できます。
北海道中央バス(2023年12月1日 冬ダイヤ改正)

ニュースによると10路線で26便減便とのことですが、山手線や手宮と新光を結ぶ小樽市内本線で各6便と減便が多いようです。

ダイヤ改正のお知らせの張り紙も次のようになっていて、運行時刻や運行回数の変更はもちろん、最終便の時刻繰り上げは要注意ですね。帰れなくなります。
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いや〜、ほんと、これは大変ですが、運転手不足などが要因とのことですね。

あと、停留所名称が変更になっているとこがありますね。奥沢線などの「三馬天神工場」が「天神1丁目」に、朝里方面の「朝里車庫前」が「朝里2丁目」に変更になっています。その他「錦町」停留所ののりば変更などもあるので注意です。

また、高速バス(小樽~札幌)の片道運賃が680円→730円(50円値上がり)となっています。

そうそう、今回は札幌管内が大幅減便となっているというニュースもあって、そちらも大変そうです。

ということで、中央バスが2023年12月1日(金)より冬ダイヤに改正しています。

今回は変更が多いようなので、自分が普段利用しているバス停はもちろん、久しぶりに利用するバス停なんかでも、“確かこの次のバスは○分頃だったはず”と思っていたら変更になっていた…、なんてこともありそうなので、事前にバスの時刻をチェックしておいた方がよさそうですね。

乗り遅れたりして、冬にバス停で待つのは寒くて大変ですからね。

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※改めて、2023年12月1日からの冬ダイヤ改正内容についてはこちら。
北海道中央バス(2023年12月1日 冬ダイヤ改正)

※中央バスのサイトのこちらから検索すると、各停留所ごとの時刻表を見ることができます。
北海道中央バス:停留所時刻表

※小樽路線ことの時刻表や市内路線図についてはこちら。
北海道中央バス株式会社(小樽路線)

※参考
中央バス…2023年12月1日より冬ダイヤ改正のお知らせ(小樽管内) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
・2023年11月30日付北海道新聞朝刊第2社会欄(札幌圏で大幅減便)
・2023年11月2日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄(市内26便減便)
・2023年11月1日付北海道新聞朝刊1面、総合欄/10月27日付小樽・後志欄

【関連記事】
中央バスは2022年12月1日から冬ダイヤに改正してるので、運行便数・運行時刻などの変更に注意です
中央バスは2023年4月1日から夏ダイヤに改正〜減便・時刻変更などに注意〜バス停「手宮」が移設

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2023年12月 1日 (金)

小樽写真研究会「堂堂展vol.32」が小樽美術館で開催中(12月3日まで)〜今回の企画展「Deep」は朝里・新光町・新光・望洋台・朝里川温泉

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小樽写真研究会による写真展堂堂展vol.32」が、今年も市立小樽美術館1階奥の市民ギャラリーで開催されています。

開催期間は2023年11月29日(水)〜12月3日(日)で、開催時間は10:00〜17:00(最終日は16:00まで)。入場は無料です。

小樽を拠点に活動する写真家による小樽写真研究のお馴染みの「堂堂展」ですね。今回は11人の会員、ゲスト2名と小樽商科大学写真部員の作品が展示されています。

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小樽写真研究会といえば、毎回「Deep」という企画で、小樽のある地区・町をテーマに、会員である著名な写真家さんたちが町と向き合い、各自の視点で撮影した写真を展示しているんですが、これが本当に興味深くて面白いんですよね。

で、今回の企画展「Deep」の町は朝里・新光町・新光・望洋台・朝里川温泉とのことで、今回も必見です。本当に面白いです。

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私も朝里・新光地区の街歩きをしていて、印象的だった場所があったりしますが、そんな写真があったり、反対に全く知らない場所の素敵な写真があって、ここはどこだろうと気になったり、なにせ、さすが写真家さんたちの作品なので、とても印象深い写真が並び、今回もついつい見入ってしまいました。

ギャラリーの右の一室では、自由テーマでの写真も展示されていて、クルーズ客船、水族館海獣公園スタッフ、運河近くの色内川、潮まつり、ふとした街の風景や美しい川の写真などが展示されていました。小樽商科大学写真部員の素敵な一瞬を切り取った風景写真なども、こちらで展示されていましたよ。

ということで、小樽写真研究会「堂堂展vol.32」は、12月3日(日)までの開催ですので、気になっていた方はお見逃しなく。

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※参考
「小樽写真研究会 堂堂展 Vol.32 (市立小樽美術館・市民ギャラリー)』に行ってきました(11/30) | 小樽観光協会公式サイト「おたるぽーたる」
・2023年11月30日付北海道新聞朝刊小樽・後志欄

【関連記事】
※昨年の記事です。
小樽写真研究会「堂堂展vol.31」が小樽美術館で開催(11月13日まで)〜企画展「Deep 長橋・旭町」

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